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大広間にて。
「あ、やっと来た！ここだよ！」
グリフィンドール寮のテーブルの一角から、ジェームズがこちらへ手を振っている。
朝食を食べる生徒達で騒つく中、Aとリリーはいつもの様にそちらへ向かった。
既に、ジェームズの他にもシリウス、リーマス、ピーターが着席している。
A達が着席すると、リーマスがニッコリと微笑み掛けてきた。
「おはよう、A、リリー」
『あ…お、おはよ…』
Aは何故か緊張してしまった。
「おはよう、リーマス…調子はどう？」
リリーが臆せずに聞くと、リーマスは相変わらず微笑みながら頷いた。
「ありがとう、いつもより平気だよ」
そう言う彼の顔を見ると、確かに、満月の日の後だというのに傷が少ない様だ。
それに彼らの表情を見ればわかる。
きっと上手くいったのだろう。
それに比べ、Aはしょんぼりとした。
自分が何も力になれない事にショックを受けた。
そんなAに気付いたリーマスは、心配そうな顔で話しかけてきた。
「…A、大丈夫？顔色が優れない様だけど…昨日、ちゃんと眠れたのかい？」
『う、うん…』
ーきっとリーマスは何も知らないんだ。
私が昨夜、ジェームズ達に会った事。
「さあ、朝ご飯でも食べて、元気を出そうぜ！」
ジェームズが間に入る様に大きめの声を出すと、たちまちテーブルの上に美味しそうな朝食が現れた。
皆「いただきます」と言うと、それらを食べ始めた。
Aも小さな声で「いただきます…」と言って、カボチャジュースを一気に胃に流し込んだ。
甘いジュースが、食道を通り胃に落ちて行くのを感じた。
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piyo(プロフ) - Lilyさん» Lily様、初めてのコメントをこの作品にしていただき、とても嬉しいです(^^)ありがとうございます！とても励みになりました…（自己満になっていないか、楽しんでいただけてるのか不安だったので^^;）これからも精進します！よろしくお願いします！ (2020年8月20日 22時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
Lily - コメント等は初なもので…変だったらすみません｡今日いちばん最初のお話を読んでからめちゃくちゃハマってしまって最後まで一気読みしてしまいました笑 すごくこのお話好きです｡面白いし幸せな気分になれます♪ これからどうなるのか楽しみです^^* 応援してます！ (2020年8月20日 15時) (レス) id: 1189c26aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2020年7月12日 22時
