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時は流れ、私達はまた一つ進級し5年生になった。
5年生というと、学期末にO.W.L試験(普通魔法レベル試験)があるという事をリリーから教えてもらった。
彼女はそれをとても楽しみにしている様だったが、Aはとても気分が落ち込んだ。
しかし、喜ぶべき事も１つ増えた。
大広間にて。
グリフィンドール寮のテーブルにて、朝食を摂っているところだった。
『リーマスが監督生！！すごーい！！！』
Aが拍手をすると、リーマスは照れた様に頭を掻いた。
「流石ね！真面目な貴方なら、立派に務まると思うわ」
リリーも微笑みながら頷いている。
「うーん…かなり責任が重いけど…がんばるよ…」
リーマスはそう言って、チラッと隣りの席に目を移した。
その方向には、ジェームズとシリウスがニヤニヤと笑いながら並んで座っている。
「あーあ！君が監督生じゃ、悪い事出来ないな〜」
ジェームズが頭の後ろで手を組みながら、明後日の方向を向いた。
シリウスも「そうだな」と言って軽く笑った。
ー誰が監督生でも、絶対する。賭けても良い…！
そこに居た者は皆同じ事を思った。
『でもホント、リーマスは適任だと思うな〜』
そう言ってAがニッコリと笑うと、リーマスは「…そうかなあ」と肩を竦めた。
「…なあ、監督生ってさ」
突然、シリウスが隣りのリーマスの肩に腕を回した。
リーマスは怪訝な顔を彼に向ける。
「…何？」
「特別な監督生専用の風呂が使用出来るんだろ？」
「えっ、マジか！良いなあ！」
ジェームズが前のめりで言った。
するとピーターも目を輝かせた。
「それだけでも監督生になった甲斐があるぐらい、豪華なお風呂だって噂を聞いた事あるよ！」
そうして、皆の視線を集めたリーマスは苦笑いをした。
ーお風呂かぁ…マジうらやましい…
Aはそんなリーマスを眺めながら、色々と考えた。
寮のシャワーじゃ物足りない。
ゆっくりと湯船に浸かりたい。
やっぱりなんだかんだ言って、これは日本人の性なのかもしれない。
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piyo(プロフ) - Lilyさん» Lily様、初めてのコメントをこの作品にしていただき、とても嬉しいです(^^)ありがとうございます！とても励みになりました…（自己満になっていないか、楽しんでいただけてるのか不安だったので^^;）これからも精進します！よろしくお願いします！ (2020年8月20日 22時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
Lily - コメント等は初なもので…変だったらすみません｡今日いちばん最初のお話を読んでからめちゃくちゃハマってしまって最後まで一気読みしてしまいました笑 すごくこのお話好きです｡面白いし幸せな気分になれます♪ これからどうなるのか楽しみです^^* 応援してます！ (2020年8月20日 15時) (レス) id: 1189c26aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2020年7月12日 22時
