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「クリーチャー！出て行け、今すぐにだ」
Aが絡まれている事に気付いたシリウスが、怒って大声を上げると、クリーチャーはブツブツと文句を言いながらもリビングから出て行った。
シリウスは溜め息をつきながらAに近寄った。
「…何か言われたなら気を悪くしないでくれ。あいつは、ああいう性格なんだ。この家じゃ俺だけ慕われていない様だよ」
『そうなんだ…何か、私もあんまり好かれてないみたい』
「僕もだよ。さっき何かすごく文句を言われた」
リーマスが困った様に微笑んだ。
「…ま、気にする事ないさ。ところで、ジェームズは？」
シリウスが部屋を見渡すが、彼の姿が無い。
するとリーマスが、上を指差した。
「何か探検するとか言っていたよ。シリウスの部屋が見たいって」
その言葉に、シリウスは顔面蒼白で勢い良く部屋を出て行った。
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Aとリーマスがソファーに座ってお喋りをしながら待っていると、しばらくして、ジェームズが楽しそうにリビングへ戻って来た。
その後ろに、疲れた表情のシリウスが続く。
「あったぜ！Aの写真、机の引き出しに入ってた！」
ジェームズはそう言って、手に持った写真をヒラヒラと振った。
ーそう言えば、私の写真持ってるって言ってたな…
Aは途端に恥ずかしくなり、顔を赤らめた。
本当にいつ撮られたのだろう、学校の外で楽しそうに笑っている自分が写っていた。
風に吹かれて髪がフワフワとなびいている。
「返せ、ジェームズ」
シリウスが彼を睨み唸ると、ジェームズは肩を竦めて、写真を手渡した。
「ソーリーソーリー、ほらよ」
「お前、これ以上勝手な行動したら即追い出すぞ」
「わかってるって！」
ー先が思いやられるなぁ…
Aはリーマスと顔を見合わせ、曖昧に笑った。
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piyo(プロフ) - 高校一年生女子さん» 高校一年生女子様、初めてのコメントを当作品にして頂きありがとうございます！お気持ちがとても伝わってきました…温かいお言葉に嬉しくて震えています。お陰様でとても励みになりました！これからも楽しんでいただけるようにがんばります。よろしくお願いします！！ (2020年5月25日 10時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
高校一年生女子(プロフ) - →→語彙力がないので言葉で気持ちを伝えることができないのが悔しく残念です。 →まとめると(?)、本当に好きです大好きです！笑、出会えてよかったです。 作者様の作品が続く限り読ませていただきます。 (2020年5月25日 9時) (レス) id: 920c7a2a62 (このIDを非表示/違反報告)
高校一年生女子(プロフ) - →断片的な妄想の後に学生時代のFragmentary delusionを読むのはドキドキするのと同時に苦しさもあって時折ふと悲しくなります。色々な感情が駆け巡って想像が膨らみ...何と言ったら良いのでしょう... (2020年5月25日 9時) (レス) id: 920c7a2a62 (このIDを非表示/違反報告)
高校一年生女子(プロフ) - このようなものを書くのは初めてのためおかしい箇所があるかもしれませんがお許しください(;_;) 先日ハリーポッターの夢小説を求めFragmentary delusionのページに辿り着きました。そこからというもの、Fragmentary delusionはもちろん断片的な妄想も全て読みました。 (2020年5月25日 9時) (レス) id: 920c7a2a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2020年5月24日 21時
