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セブルスはダービッシュ・アンド・バングズ魔法用具店から出て来たところであった。
彼はそもそも、ホグズミード村にはあまり興味を示さなかった為、適当な店をブラブラと周っていた。
この後どうやって時間を潰そうか…
そう思いながら、ホッグズ・ヘッドの店の前を通った時だった。
ードンッ！！
何かに思い切りぶつかり、それと同時に見えない何かが声を上げた。
「うわ！」
「いてっ！」
セブルスは後ろに倒れ尻もちをついたが、その見えない何かも、セブルスと同様に尻もちをついていた。
透明マントがずれ落ちて、中の人物が露わになっている。
その相手は、この世で一番会いたくない奴らだった。
「ポッター…ブラック…！」
思い切り顔をしかめて彼らを見る。
まるで汚らわしい物を見るように。
しかし、相手も負けじと顔をしかめて唸った。
「…スニベルス！お前、よくも邪魔をしてくれたな！」
「あーあ。もう少しで店入れたのに」
ジェームズとシリウスは怒りの矛先をセブルスに向けた。
完全に腹いせである。
「は…君達、そうやっていつも規則を破って…何が楽しいのだ？君達のせいで、色々な人が迷惑を被っている事がわからないのか？」
セブルスは何故かいつもより怒りが込み上げてきた。
多分、これは…彼らに対する嫉妬だ。
何だかんだいって、彼らは生徒達に大人気だった。
先日のくだらないイベントがそれを証明していた。
容姿が良いだけでなく、勉強も出来る。
更に、人を楽しませる事が出来る。
…自分に無いものばかりを持っている。
そして1番気に入らないのは、Aの側にいつも居座って、何食わぬ顔で彼女と楽しく過ごしている事だ…
まるで、自分の物の様に。
セブルスは続けた。
「そうやって今回も、皆が稼いだ点が、容易く減点される事になるんだな…何も考え無しに。可哀想な寮だ…こんなお荷物が居るせいで」
その言葉に、ジェームズとシリウスは杖を懐から取り出し、構えた。
「今日はやけに饒舌だな？スニベルス！お前に説教される程、俺達は落ちぶれていない」
シリウスが唸った。
「前から本当に気に食わなかったんだ。僕のリリーや、Aにくっついてくるんだもの。この際、決着をつけよう」
ジェームズも真顔で言った。
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piyo(プロフ) - 高校一年生女子さん» 高校一年生女子様、初めてのコメントを当作品にして頂きありがとうございます！お気持ちがとても伝わってきました…温かいお言葉に嬉しくて震えています。お陰様でとても励みになりました！これからも楽しんでいただけるようにがんばります。よろしくお願いします！！ (2020年5月25日 10時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
高校一年生女子(プロフ) - →→語彙力がないので言葉で気持ちを伝えることができないのが悔しく残念です。 →まとめると(?)、本当に好きです大好きです！笑、出会えてよかったです。 作者様の作品が続く限り読ませていただきます。 (2020年5月25日 9時) (レス) id: 920c7a2a62 (このIDを非表示/違反報告)
高校一年生女子(プロフ) - →断片的な妄想の後に学生時代のFragmentary delusionを読むのはドキドキするのと同時に苦しさもあって時折ふと悲しくなります。色々な感情が駆け巡って想像が膨らみ...何と言ったら良いのでしょう... (2020年5月25日 9時) (レス) id: 920c7a2a62 (このIDを非表示/違反報告)
高校一年生女子(プロフ) - このようなものを書くのは初めてのためおかしい箇所があるかもしれませんがお許しください(;_;) 先日ハリーポッターの夢小説を求めFragmentary delusionのページに辿り着きました。そこからというもの、Fragmentary delusionはもちろん断片的な妄想も全て読みました。 (2020年5月25日 9時) (レス) id: 920c7a2a62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2020年5月24日 21時
