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ーここは何処？
あれ、私、寝てる？
ゆっくりと眼を開ける。
すると直ぐに、私を心配そうに見つめる沢山の見知った顔が見えた。
クィディッチチームのメンバーは勿論の事、仲良しのロン、ハーマイオニー、ジニーも居る。
『…あ……み、みんな…』
状況が飲み込めず、上手く言葉が出てこない。
「A」
1番に声を掛けてきたのは、オリバーだった。
彼はAの手をギュッと握り、眉尻を下げながら言った。
「…A、本当に…本当に、ありがとう」
『え…』
今にも感動に咽び泣きそうな彼を見て、Aは眼を見開いた。
『あの…試合は…もしかして…』
すると、オリバーはニッコリと笑った。
「ああ！…我々が、グリフィンドールが勝利だ！！！」
オリバーがそう言うなり、フレッドとジョージが、小さな花火を打ち上げた。
パァン！と音を立てると、色とりどりの火花と、紙吹雪が散った。
「コラ！！ウィーズリー！！！此処をどこだと思っているのです！？」と、医務室の奥の方から、マダム・ポンフリーの怒号が聞こえ、双子の兄弟は「勿論、医務室です！マダム♪」と、舌を出して笑った。
それを見て、ハーマイオニーとジニーが呆れた様に肩を竦めた。
「貴女が1番良く頑張ったわよ、A」
アンジェリーナがニッと笑顔を見せると、隣りに居たアリシアも微笑んだ。
「ええ、そうよ！初めての試合なのに、偉いわ！」
アンジェリーナもアリシアも、怪我は綺麗に治っていた。
本当に、マダム・ポンフリーは名医だ。
するとそこへ、向かいのベッドから声がした。
皆がそちらを見ると、ケイティがベッドに座った状態で、足を吊られながら、ニコッと笑っている。
「やっぱり私の見込みは当たっていたわね！」
Aが何も言えずにいると、今度はハリーが前に進み出た。
周りが喜ぶ中、彼だけが複雑な表情をしている。
上手く言葉が見つからないのか、しばらくAを見つめながら身体を左右に揺らしていた。
しかし、ロンが肘で彼を小突くと、言いづらそうに話し始めた。
「…あの…A、」
『ハリー…』
「…本当にごめん！」
『えっ』
突然頭を下げて謝られた為、Aは驚いた。
ハリーは続けた。
「…僕のせいで、君を怖い目に合わせちゃった。その、僕が、君を…離さなかったばかりに…」
ハリーの言葉は尻すぼみに消えていった。
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piyo(プロフ) - 名無し17098号さん» 名無し17098号様、コメントありがとうございます！本当ですか！とっても嬉しいです…！(>_<)読み返して下さってるのですね…ありがとうございます！只今続きを作成中ですので、もう少々お待ちくださいね(^^)これからもよろしくお願いします♪ (9月20日 21時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
名無し17098号(プロフ) - コメント失礼します！！ piyoさんが書く小説マジで面白くてめっちゃ話とか読み返してます！！ 最高です！！ これからも頑張ってください (9月20日 16時) (レス) id: 45c6c008b2 (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - kangarooさん» kangaroo様、コメントありがとうございます！そうなんですよね^^;あとどうしても自分の推しに偏ったり…汗 素晴らしいアドバイス嬉しいです…！検討させていただきます(^^)ただ、私の体力と気力次第ですので、もしご期待に添えなかったらごめんなさい（泣 (8月21日 23時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
kangaroo(プロフ) - 逆ハーものって結論出すの難しいですし、読者全員が満足する結果にするのも本当に難しいですよね...。一読者のアドバイスとしてですが、全員分のエンドを書くっていうのはどうでしょうか？ 上から目線に感じられたらごめんなさい！この小説大好きなので続き楽しみです！ (8月21日 15時) (レス) @page48 id: df5aee869d (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - ルカさん» ルカ様、コメントありがとうございます！逆ハーものは相手が多過ぎて、ネタを搾り出すのに苦労します^^;笑 確かにハリーは愛が重そうだし、尽くしてくれそうですもんね（完全に個人の偏見ですが）この先どう転ぶかわかりませんが、お付き合いいただけると嬉しいです！ (8月21日 12時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2022年11月17日 0時
