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色々と校内を見て回った後、校舎から出た。
彼女を1番連れて行きたかった場所。
クィディッチの競技場だ。
「…今はちょうどハッフルパフ寮のチームが練習しているな」
オリバーは入り口へと向かいながら言った。
その後に、慌てて早足でついて行く。
『…う、うわあ…！』
競技場の入り口へ足を踏み入れると、目の前に広がる光景に、Aは驚きを隠せなかった。
広い楕円形のコートの両端には、高く伸びる輪っかの様なものが3本ずつ見える。
そして、各寮のシンボルカラーに飾られた観客席が、何本も高くそびえ立っている。
ハッフルパフ寮のチームは、黄色いユニフォームに身を包み、陣形を崩さずに綺麗に飛んで行く。
何とも鮮やかなその景色に、Aは興奮した。
まだ入学したてのAにとって、箒に乗る事すらも新鮮で、その箒に乗って何かをするなんて、全くもって前代未聞だったからだ。
『す、すごい…！！これは…一体、』
「クィディッチという競技だ。あの輪っかのついた3本のゴールに、ほら、あの選手が今持った�爛�アッフル�瓩箸いΕ棔璽襪鯑�れるんだ。それで点を争う。まあ他にも色々とあるのだが…」
オリバーは遥か遠くの方を指差し、Aに伝えた。
Aは眩しい光に眼を細めながら、彼の説明に対して頷いた。
『あ、あのゴール前にいる人は…』
「キーパーさ。俺もそのポジションなんだ」
サラッと言うオリバーに、Aは驚いて彼を見上げた。
『えっ、ウッド先輩…も、クィディッチやるんですか！？』
すると、オリバーはクスクスと笑って言った。
「ああ。グリフィンドールチームのキャプテンだよ」
『ええ！？』
Aは眼を丸くした。
自分の寮のクィディッチチームの、しかも、キャプテンだなんて。
ーめ、めちゃくちゃカッコいいじゃないか…！
途端に、眼前に居る彼が輝いて見えた。
ミーハーにも程がある…が、仕方ない。
こんなに素晴らしいスポーツを見せられれば、誰だってそうなるだろう。
Aが羨望の眼差しで彼を見上げていると、オリバーはクスクスと笑った。
「そんな眼で見られると照れるな。しかし悪い気はしない」
『あ…ごめんなさい、私ったら』
ーつい、見過ぎてしまった。
Aはポリポリと頬を掻いた。
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piyo(プロフ) - きゃーぽんさん» きゃーぽん様、コメントありがとうございます！嬉しいお言葉にやる気が出ます(^^)原作沿い…まずは本を揃えるところからですかね(^^;)機会があれば是非作ってみたいです。これからも楽しんでいただけるよう頑張りますので、よろしくお願いします！ (2022年10月7日 13時) (
レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
きゃーぽん(プロフ) - もう最高です…！原作沿いも見てみたい！と思いました！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年10月7日 1時) (レス) @page43 id: 0aee990b2e (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - 春さん» 春様、コメントありがとうございます！いつも楽しんでいただけているようで嬉しいです(^^)更新遅くてごめんなさい…！ちまちまと作成しておりますので、もう少しお待ちくださいね。これからも応援よろしくお願いします！ (2022年9月23日 2時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
春(プロフ) - 初めまして、いつも楽しく見させていただいてます！これからもpiyoさんのできる範囲で更新頑張ってください 応援しています (2022年9月22日 23時) (レス) @page1 id: e94cde8cc7 (このIDを非表示/違反報告)
piyo(プロフ) - チーズバーガーをチーズぬきで！さん» チーズバーガーをチーズぬきで！様、コメントありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです。昔オリバーが推しキャラだったもので…（あと双子）笑 これからどうなっていくのかわからないですが、頑張って作りますね！よろしくお願いします(^^) (2022年9月20日 20時) (レス) id: 1647fc4bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：piyo | 作成日時：2022年6月24日 10時
