白布くんside ページ43
『ずっと前からお母さんには、「手は大事にして。怪我はだめ。ピアニストの命だからね。」って言われてたから・・・怪我した、って言ったとき、すごく怒られたの。すっごく。その時のお母さんが本当に怖かった・・』
白「そんなに？」
『うん。それから2度と手に怪我はしない、って誓ったの。』
白「へぇ・・でも、手怪我しないとか無理じゃない？」
『気をつけていれば結構防げるよ。手袋もあるしね。』
白「手袋？いつも着けてんの？暑くね？」
『布の手袋だからそこまで暑くないかな。家の中とか、寝る時もしてるし、あとコンクールで控え室にいる時とかも着けてるの。』
白「へー。ピアニストっぽいな。」
『そうかな。なんだか嬉しい。』
そう言って微笑む華原。
気づけば列も前の方に来ていて、あと1組だった。
白「味、何にすんの？」
『いちごみるく。』
白「え・・何、そんなのあるの？」
『うん。いちごのシロップと練乳かけるの。』
そう言いながら華原が屋台を指差す。
屋台の看板を見ると、+50円で練乳、と書いてあった。
へー・・・氷と練乳って合うのか？
そしてやっと回ってきた順番。
俺は華原が注文する前に言った。
白「いちごみるく１つ。」
『え？』
店「はーい！150円です。」
俺は財布を取り出し、150円を払う。
店「ありがとうございます！少しお待ちください。」
店員さんはそうにこやかに言うと、かき氷を作りに行った。
隣の華原はぽかーん、としている。
『え、え？白布くんかき氷買うの？』
白「華原のだけど。」
『・・・・え。』
今日しようと思ってたこと１つ目。
華原に何か奢ること。
『・・・買ってくれたってこと？』
白「そう。」
華原は目を見開く。
『・・なんで！？』
白「お礼。この前の。」
そう。この前看病してくれたお礼だ。
まあ奢りたい、っていう気持ちもあったけど・・・
『この前の、って・・風邪引いた時の？』
白「うん。」
『えええ・・お礼なんていいのに・・』
白「華原がよくても俺はよくない。」
『でも、』
白「うるさい。黙って奢らせろ。」
めんどくさいのでそう言うと、華原はでも・・と小さく囁きながらしゅん、とうなだれた。
すっごい申し訳なさそうにしてるんだけど・・・
俺にもう少し甘えてもいいだろ。
俺はため息をついた。
白「華原、奢らせて。お礼もだけど俺が奢りたいんだよ。」
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ショコラ - おしお久し振り！見てくれてるか分からないけど笑無事第一志望受かったよ！ありがとう！m(_ _)m今ね吹部でトロンボーンやってるよ！私も期間あけちゃってごめんね泣1年以上。。。笑お互い頑張ろうね！！今めっちゃアニメと声優さん好きになったんだよｗ高校生楽しむね！ (2021年2月24日 21時) (
レス) id: 19dced2a67 (このIDを非表示/違反報告)
おしお - オーディションは落ちちゃったんだね・・緊張しなかったの！？すごいね！見開き5ページ暗記もすごいよ！さすがショコラだね〜。そうなんだ！小説が！それはもう恋だね笑おしおは彼氏とつづいてますよー笑そっか！そうなのーショコラって人いて、ハニワ歌ってたからさ〜 (2020年1月25日 1時) (レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
おしお - ごめんんんんんんんん、またすごい期間空いちゃったああ泣ほんとに忙しくて、・・ごめんねショコラ。期末テスト！ていうかもう受験だね！行きたい所には受かりそう？もしかしてもう受かった！？勉強ラストスパートがんばれ！応援してまっす！ (2020年1月25日 0時) (レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - いいなー、バンド。ううううう←勇次郎さ！？１２月1日にさ、ノンファンタジーの小説だすんだって!!!!泣く。次の日、目、腫れたな←恋ですか。いやいや。ってか、おしおは？どうなのー？？TikTok？？してなああい!!!!え？同じ名前の人いたの？？ (2019年11月22日 17時) (レス) id: c36f6bb766 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - ２ヶ月………久しぶりいいい(泣)今日、期末テストが終わりましたあああ←オーディション？？落ちるに決まってんじゃん!!!!でもね、後悔はしてないよ。全く緊張しなかったし。見開き五ページ、全部暗譜したから、オーディション、楽譜一切見なかった!!!!← (2019年11月22日 16時) (レス) id: c36f6bb766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おしお | 作成日時：2018年11月3日 15時
