過去3 ページ25
私はショパン国際ピアノコンクールinAsiaに出ることになった。
優「ショパンコンクールか、どこまでいけるかな。」
母「うん。課題曲は少し難しいかもだけど、あかりの上達はすごいから。」
『難しい曲なの？』
母「どうだろう、あかり次第だよ。今回の課題曲は“ポーランド民謡(グロット編曲):マズルのおどり”。あとで一度弾いてみせるから。頑張ろうね、あかり。」
『うん！』
地区大会は10月。
あと5ヶ月。
がんばる！
お母さんは毎日レッスンしてくれて、
それ以外はひたすら一日中練習。
夏休みもおんなじ生活をしているうちにいつのまにか通り過ぎて。
気付けば9月になっていた。
優「うん、もう完璧だね。」
母「そうね、よく頑張ったわ。あかり」
『うん。でもまだちょっと・・・』
優「謙虚か！笑・・・ほんと百合那そっくり。」
「『？』」
ついに地区大会当日
あかりはずば抜けた演奏で金賞を受賞した。
次は、全国大会
レッスン中
『ね、お母さん。お母さんもコンクールは緊張した？』
母「もちろん。すごく緊張したよ。」
『あかりね、この前のコンクール、すごく緊張したの。・・・あの緊張、すごく怖かった。』
母「怖い、かぁ。確かにそうだね。」
『うん。』
母「でも、その怖さはきっと、あかりを強くするよ。」
全国大会当日
エントリーナンバーのカードが「4」に替わり、
自分の出番がきた。
ごくり、と唾を飲み込み、ステージにでる。
どうしよう、すごく緊張してる。
手が、冷たい。
審査員1「華原ってあの華原百合那となにか関係があるんですかね。」
審査員2「ああ、おそらく娘だ。期待できそうだな。」
審査員2「(さて、どんな演奏をするか、あの華原百合那の娘だ。何か持ってる。)」
ピアノの前に立って、お辞儀をする。
椅子の高さを調整し、座る。
天井のライトが眩しい、くらくらする。
一度、深呼吸。
落ち着いて、いつも通り。
指を鍵盤に置く。
「最初から、音は軽くね。」
そうだよね。アップテンポで、楽しく。
鍵盤に指を跳ねさせるように動かす。
まだ、冷たいけれどよく動く指先。
「あかりはテンポが速くなりがちだから抑えるのを意識して。」
速くならないように、リズムを感じて、
・・・楽しい！
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おしお - それにあかりもですね・・・。あの美女2人の容姿めちゃめちゃ好きなんです・・・。 (2020年2月18日 22時) (
レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
おしお - はい！ハニレモ大好きです！芹那ですよね笑「那」の部分だけ変えて他はまんまモデルにしました。不快に思わせてしまったならばすみません・・・ (2020年2月18日 21時) (レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 急ですみません。 あの、八二一レモンソーダ読まれてますか？ (2019年11月9日 0時) (レス) id: d5865b86c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おしお | 作成日時：2018年10月9日 15時
