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練習室 ページ42

『ほんと?じゃあお願いがあるんだけど・・・いいかな。』



白「いいけど?」



『昼休みに、コンサートホールに連れてって下さい!』



白「なんか用あるの?」



『うん。詳しくはあとで話すから・・・』



白「わかった。じゃあ昼休み。」



『・・・・あともう一ついいかな。』



白「何?」



『・・・いっしょにお昼ごはん食べたい。』



そう言うと、白布くんは驚いたような顔をしてから少し笑って、いいよ。と言ってくれた。



そんな白布くんの顔は心なしか嬉しそうだったらしい。









昼休み




川「白布、ごはん食べよ。」



白「・・・ごめん、今日も無理になった。」



川「えー・・・」




川西くんに申しわけなさを感じながら彼をみていると、




白「ほら、行こ。」



と、白布くんは私に言った。



『う、うん。』



そう答え、白布くんに着いて行く。









川西side



・・・今日も白布に断られた。



何、あの二人付き合ってんの?



少し落ち込みながら教室から出て行く二人を見ていると、



肩にポン、と手が置かれた。






振り返ると、そこにいたのは菅野だった。




芹「振られたんでしょ?」



川「その言い方やっぱ余計悲しくなるよね。」



芹「まあまあ、・・いっしょに食べよーぜ。」



川「おけ。」









『なんか川西くんに申し訳ないような・・・』



白「なんで?」



『私ばっかり白布くんを独占しているようで・・・』



白「別にいいよ、気にしなくて。あいつとは部活でよく喋るし。」



『そっか。なら良かった・・・』



白「それより、用ってなんなの?」



『うん。今度文化祭でピアノ弾くでしょ?これから休み時間とか放課後とか練習室で練習してもいいらしくて、それでその練習室がコンサートホールの二階にあるんだって。今日は場所の確認がしたくて。』



白「へー。いつでも弾けるんだ。」



『うん。でも放課後は優子さんのところに行くつもりなんだけどね。』



白「優子さんって前の話の?」



『そう。教えてもらえることになったんだ。』



白「ふーん。」



『そういえば、なんで白布くんは場所知ってるの?』



白「前の施設見学でなんとなく覚えたし、部活してる第4体育館から近いから。」



『バレー部は第4体育館でやってるんだ。」



白「そう。」






色々話しているうちにコンサートホールに着いていた。

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おしお - それにあかりもですね・・・。あの美女2人の容姿めちゃめちゃ好きなんです・・・。 (2020年2月18日 22時) (レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
おしお - はい!ハニレモ大好きです!芹那ですよね笑「那」の部分だけ変えて他はまんまモデルにしました。不快に思わせてしまったならばすみません・・・ (2020年2月18日 21時) (レス) id: 12731af34f (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 急ですみません。 あの、八二一レモンソーダ読まれてますか? (2019年11月9日 0時) (レス) id: d5865b86c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おしお | 作成日時:2018年10月9日 15時

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