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六十三話:盗難 ページ14
ピカチュウはテーブルから飛び降りるとゴミ箱へと走って行く。
ピ｢ピィカ？…ピィカー！(これは？…石が入ってたよ！)｣
ゴミ箱の中から顔を出し手にしていたのは…
サ｢石？｣
ゴ｢どっかから飛んできたよな？｣
ヒューン
コロッ、コロッ…
ピ｢ピィカ！？(あれは！？)｣
｢｢んっ？｣｣
ピョン
？｢ニヒヒヒヒ…(にひひひひ…)｣ニヤッ
サ｢ポケモンだ！カメラカメラ！｣
ゴ｢嗚呼！｣
サトシとゴウが謎のポケモンに気を取られている中、静かに忍び寄る怪しい影…。
？(×3)｢…｣
ピ｢…ピッ？(…えっ？)｣
視線の先には見たことのない3匹のポケモンがいて、サトシのリュックサックに手をかけていた。
ピ｢ピィカー？(君達何してるのー？)｣
｢｢…クスネッ？(…んっ？)｣｣
見つかった途端、1匹が先頭を、2匹がリュックサックをくわえ走って逃げて行く。
ピ｢ピィカッ！？(逃げた！？)｣汗
サ｢あっ！？俺のリュック！｣汗
ゴ｢こっちも逃げた！あいつら仲間か！？｣
サ｢追うぞ！｣
奪われたリュックを取り返すべく後を追う。
…
ゴ｢おい、ワイルドエリア行きのチケットはあのリュックの中だよな！？｣汗
サ｢嗚呼！｣
逃げ足が思っていた以上に素早かったため捕まえられそうになく、次に走った先には奴らの姿が何処にもなかった。
サ｢あああー、どっちだ！？｣焦
ヒューン
チーン…
｢｢…あっ！｣｣
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作者名：アーモンド | 作成日時：2019年12月26日 22時
