管轄外ヒーロー (ページ8)

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あの後、バーノンさんとスングァンさんに施設を紹介してもらってその日は終わった。

2人は夜のパトロールがあるらしく、

この後ソさんが宿舎まで案内してくれるからと施設の外のベンチに腰掛けてスングァンさんにもらったアイスコーヒーを飲みながら待った。

夜の空気って、こんな感じなんだな…

懐かしさを覚えるとかはなく、10年も経っていたからなにもかも新鮮に感じてしまう。月さえも、雪雲に隠れていたから。

MH「おまたせ」

『あ、お疲れ様です！』

MH「そちらこそ、あ、せっかくだから友達連れてきた」

DK「こんばんわ〜！イ・ソクミンです、あ、ミョンホ名前どっちで呼ばれてるディエイ？」

MH「いや、多分ミョンホの方で認識しているよね」

『はい！』

MH「だよね、せっかく同い年だからミョンホってよんでよ無理強いはしないけど」

DK「僕はソクミナでもいいし、一応ドギョムでも名前は通ってるんだよね…好きなように呼んでよ！」

『じゃあ、ミョンホくんとソクミンくんで……』

DK「じゃあ、ぼくはAちゃんって呼んじゃお！」

ソクミンくんはとっても明るい人だ、

ミョンホさんは静かな方だなって思ってたけどソクミンくんの一喜一憂を見ては表情をコロコロ変えているから根本的なとこは明るい人なんだろうな。

DK「ちなみに僕はね、治癒できるよ！かすり傷から心の傷まで治しちゃうからね！なにかあったらいつでもおいで〜」

もしくはソクミンくんが皆を暖かい気持ちにさせる人なのかも。