幸せ ページ7
貴方side
身体を繋げる行為がこんなに、身も心も満たされるなんて知らなかった...
今までは苦痛を伴う行為ばかりだった
オビさんは ”大丈夫かい?” ”怖くない?” ”気持ちい?” と私を気遣ってくれた
嬉しかった そして幸せな気持ちでいっぱいっだった
(ん...あれ?いつの間に寝てたんだろう)
オ 「おはよう イクミ 身体は大丈夫かい?」
目の前にオビさんの顔が?
『!!〜っ!////』
思わず布団に潜り込んでしまった...
オ 「はははっ 顔見せてよイクミ♪」
おずおずと顔を出すと、優しく微笑むオビさんの顔があった
『おはようございます?オビさん...』
オ 「うんおはよう♪なんで疑問形?」 ”なんとなく?” と答えるとオビさんは
「そろそろ名前、呼び捨てにしてほしいな♪あと敬語も無しで♪」
有無を言わさぬ笑顔に、”はい” としか言えなかった...
立場上私の方が上にあたるから敬語無しの呼び捨てで良いのだが、性格上難しかったりする
オ 「そろそろ起きる時間だ。俺も部屋に戻るよ また後でね♪」
チュッとキスをしバルコニーから出ていった
『シャワー浴びよう』
気持ちを切り替える為シャワーを浴びた...胸の下のパッと見気づかなさそうな所に
赤い跡が残っていた事には驚いた...ここなら女中に着替えを手伝ってもらっても、
気づかれることはないだろう...それが分かってて、オビさんはここに?
なんて事を考えていると、女中が起こしに来た為急いで服を着た
『さぁ今日もがんぱろう!あ、そういえばあの事伝えるの忘れたな...まぁいっか♪
気のせいかもしれないし...もう少し様子見よう』
この判断が、事態を悪化させるとも知らずに私は過ごしていた
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作者名:193 | 作成日時:2023年5月2日 17時