確信に変わる瞬間 ページ19
side無し
城に着きイクミとオビは報告の為、ゼンの部屋を訪れた
オ 「って事で、イクミ嬢が見事解決しましたよ♪いやぁ、かっこよかったな♪
街の人も聞き入ってましたよ!」
オビに誉められ顔を赤くしているイクミ
ゼ 「そうか俺も見たかったな♪ よくやったイクミ!疲れてるようだから少し休め
部屋にお茶を運ばせる」
ミ 「そうだな...休んだ方がいい 顔色が良くないぞ?大丈夫か?」
貴方 『ありがとう 大丈夫だよ!でも少し疲れたから、休ませてもらうね?』
ゼ 「そうしろ...オビ部屋まで送ってけ」
イクミの部屋に着くとオビは心配そうにしている
オ 「本当に大丈夫かい?お嬢さん呼ぶ?」
貴方 『大丈夫!少し寝れば良くなるよ!オビも疲れたでしょ?休んで?』
そう言うと部屋に入っていった
オビは閉まった扉を暫く見つめた後、薬室へと足を向けた
白 「あ!オビ!帰って来たんだね!大丈夫だった?怪我とかない?」
城下でのトラブルの為に、外出していたことを知っている為怪我の有無を確認していた
オ 「この通り何ともないよ♪お嬢さんこの後抜けれるかい?イクミを診てもらいたいんだよね」
白 「イクミを?何処か怪我でも?」
焦った様子でオビに詰め寄った
オ 「あ、いや行く途中吐いたんだよね...最近疲れてそうだし、ちょっと気になってさ」
オビは、最近忙しそうに仕事をしていたイクミを思い浮かべながら答えた
白 「吐いた?酔ったのかな?他に何か気付いた事は?」
白雪の質問にオビは、ここ最近のイクミの様子を思い出していた
オ 「んー...寝ても疲れが取れないのと、立ち眩み?みたいなのおこしてたな
あと、最近よく物を落とす事が増えたかも?本人は疲れてて力が抜けたって言ってたけど」
”それくらいかなー”と顎に手をあて答えるオビに、白雪ではない人物の声が聞こえた
リ 「オビさんっっ!それは確か?!」
いつの間にか部屋に入って来ていたリュウが、焦ったように駆け寄ってきた
オ 「うゎ!ビックリした!...リュウ坊...何か心当たりがあるのかい?」
リュウの必死な表情に、オビは嫌な予感がした
リ 「まだ分からないけど、もしかしたら何かの中d」
リュウの言葉を遮り入ってきた兵に、予感が確信に変わった
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作者名:193 | 作成日時:2023年5月2日 17時