蛸とウツボの天敵、転校してきました。【ツイステ】

ご一緒に寝ましょう ページ11

Azul side
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「…さて、今日はもう寝ましょう」


そう言い立ち上がると、転校生さんがこちらをじっとみる。不思議に思い、どうしたのと聞くと部屋がどこか分からないとの事。学園長、なぜ教えなかったのだろう。普通は教えておくのが常識なのに


「でも、空いてるところってさっき小サメちゃんが着替えたところしかないよね。しかも少し埃っぽいし…掃除しないと寝苦しいったらありゃしない」

『え、そうなの？俺は寝られたらどこでもいいけどね〜』

「そういうの気にしない系？羨ましい〜」


彼はあの部屋で寝る気だ。しかし、ホコリが原因でアレルギー性鼻炎や喘息を引き起こすことがあると聞いたことがある。なのであの部屋で寝かせる訳には行かない

どこで寝かせようかと考える。あ、ちょうどいい所あったじゃないか


「転校生さん、提案なのですが…。明日、あの部屋を掃除するので今日は僕の部屋に寝ましょう。大丈夫です、あなたの分の布団はありますよ」

『まじ？ありがとう〜…。助かる…』


「僕達の部屋は2人用のベッドしかないですからね。…さて、僕達も寝ましょうフロイド。あ、Aさん。荷物忘れないで下さいね」


ジェイドがそう言うと、慌てて荷物を受け取る彼。こんな大きい荷物忘れることがあるのか


「転校生さん、行きますよ」

『はぁ〜い！』

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