よんじゅうにひら。 ページ48
太宰side
着いたのは廃墟、森の奥深くに造られたものだった
周りを警戒しながら歩く、敵が何人いるか分からないのだ
相手のほうは先程の金子、だったかが私に触られるのを避けたように私たちの能力を知っているよう
情報量では敵の方が有利
ピチョン、
頬に水があたる感触
「雨か?」
感じたのは国木田くんも一緒の様だった
「ねぇねぇ、お兄さん達、来るの早くない?」
「「!!」」
「国木田くん!危ない!」
大量の雫が銃弾のように降り注ぐ
「クソッ!」
私のほうは当たればただの水となり、ダメージはないだろう
だが国木田くんは違う
なんとか避けたものの幾つかがかすった様で、血の筋が見えた
攻撃をした敵を見れば、背の高い痩せた青年と赤髪の少年がいた
どちらとも能力者のようだ
「まだ此処に入って貰うわけにはいかないんだ」
そしてお次は少年の口から炎が吐かれる
水と炎の異能力者か
相対している関係だ、よし、あの手でいこう
私は炎に手を当て、かき消し国木田くんに耳打ちする
「…成功するのか?」
「あぁ、きっとね」
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ミッキー - 面白い作品ですね。 続き、気になります。続き書くのを、頑張ってください\\(^∀^)// (2016年5月26日 1時) (レス) id: 4190d8c2ac (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺぺんぎん。(プロフ) - 鏡夜リゼさん» 本当に居たw (2016年5月24日 16時) (レス) id: f7e45055d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺぺんぎん。(プロフ) - 闇狐さん» 初コメありがとうございます! (2016年5月24日 16時) (レス) id: f7e45055d8 (このIDを非表示/違反報告)
鏡夜リゼ - これからも頑張って! (2016年5月24日 7時) (レス) id: 32afc5f2b9 (このIDを非表示/違反報告)
鏡夜リゼ - 太宰さん出たァ! (2016年5月24日 7時) (レス) id: 32afc5f2b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺぺぺんぎん。 | 作成日時:2016年5月15日 17時