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さんじゅうごひら。 ページ41

『はぁ…、しょうがないなぁ。これだけ終わらせたいから待ってて』


えー、と文句を云う太宰を無視してパソコンに向き合う

「膝枕はー?」

『……』

「え、A無視?」

『……』






彼を無視すること凡そ10分
?なんだか妙に静かだ

そう思い背後を振り向こうとすれば温かい何かが私を包んだ


「仕事、終わったかい?」

『…一応、で?此れはな(「じゃあもうイイよね?」

ぐいっ

『え、ちょッ…‼』


彼は私を抱え上げて自分の膝に乗せた
そして再度背後から抱き締められる


『膝枕を所望ではなかったの?』

やけに甘えたな彼をクスクスと揶揄えば耳元に熱い息が吹きかかる


『ッ!』

「気分が変わったんだ」

相変わらず君の肌は白いね




そう呟いて私の頸筋に噛み付く


『ちょっと!…ッう』

「耳と頸が弱いのも変わってない」




巫山戯んなと殴り飛ばしたい気持ちも有ったのだが、その言葉は甘い甘い雰囲気に掻き消された




「…最後までシていいのかい?」

『………お任せするわ』



背後の彼を振り返って見れば、深い口づけが落とされる




偶にはこんなのも悪くはないかもしれない

さんじゅうろくひら。→←さんじゅうよんひら。



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 太宰治 , 文スト   
作品ジャンル:アニメ
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ミッキー - 面白い作品ですね。 続き、気になります。続き書くのを、頑張ってください\\(^∀^)// (2016年5月26日 1時) (レス) id: 4190d8c2ac (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺぺんぎん。(プロフ) - 鏡夜リゼさん» 本当に居たw (2016年5月24日 16時) (レス) id: f7e45055d8 (このIDを非表示/違反報告)
ぺぺぺんぎん。(プロフ) - 闇狐さん» 初コメありがとうございます! (2016年5月24日 16時) (レス) id: f7e45055d8 (このIDを非表示/違反報告)
鏡夜リゼ - これからも頑張って! (2016年5月24日 7時) (レス) id: 32afc5f2b9 (このIDを非表示/違反報告)
鏡夜リゼ - 太宰さん出たァ! (2016年5月24日 7時) (レス) id: 32afc5f2b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぺぺぺんぎん。 | 作成日時:2016年5月15日 17時

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