『恵。』【呪術廻戦】【伏黒恵】

7 ページ7

□□□

伏黒side




真希「何時まで睨めっこしてんだよ」



伏黒「…」



パンダ「彼女の手作り料理にそんな顔は良くないぞ」



棘「しゃけしゃけ」



伏黒「……」





起きて食堂にて問題が起きた。
Aが朝食を作っていたこと。


という事は…









･









･









･






伏黒「また"パプリカ"ｯ」






しかも丸ごと。

何で俺だけ丸ごとなんだよ(真顔)






棘「ツナマヨっ」







美味しいよと狗巻先輩に言われるも
嫌いなもんは嫌いだ。

なんでパプリカの肉詰めなんだよ
そこはピーマンだろ(圧)






真希「なんで逆にピーマン食えんだよ」




伏黒「美味しいじゃないですか」




真希「パプリカもうめぇだろ」




伏黒「旨くないです」




真希「はァ？喧嘩売ってんのか」




伏黒「逆になんで食べれるんですか」




真･パ･貴･棘「『美味しいから･しゃけ』」








ほんとやだ。なんでパプリカ 出てくんだ。







パンダ「ご馳走様 A腕上げたなぁ」



貴女『ありがとうございます』



真希「美味かった明日も楽しみにしてるから」



貴女『はい』



棘「明太子」



貴女『頑張ります』





先輩達は食べ終わって2人きりとなる。

隣に座るAは下を向いて指をいじっている




指には多く絆創膏が貼られていた
ガーゼの部分から血が滲んでいた

包丁で切っちまったんだろう




そんなの見たら嫌いでも食べたくなくても
食べるしかない






伏黒「いただきます」



貴女『うん』









パプリカは嫌いだ。美味しくないし






箸で分けてパプリカを掴む









でも


Aが作った物は嫌いなものでも








伏黒「美味しい」









大好きだ








貴女『…良かった 』






ほっとした顔をして胸を撫で下ろす。
やっぱり指が気になって聞いてみた。






伏黒「指大丈夫か」



貴女『恵が美味しいって言ってくれただけで治った』






治ってねぇけどな。

やっと1つ食べ終わって残り皿にのる2つ




…うまいけど…Aの料理は好きだけど


やっぱり手が止まってしまった。




□□□

8→←6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す