『恵。』【呪術廻戦】【伏黒恵】

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釘崎「これ美味しそう
あっこっちも！」


真希「何この黒いの」


パンダ「真希用の練り消し」


真希「いらな。ゴミかよ」


パンダ「憂太作だとよ」


棘「しゃけ」


真希「……あぁーったよ
貰えばいいんだろ貰えば」




貴女『良かった練り消し受け取ってもらえて』


伏黒「練り消しあげるって
小学生以来見たこと無かった」


貴女『私も』





あの後、検査するも
Aの脳には特に異常なかった。

けど念には念をと家入から頭痛薬を貰い、
真希たちの方へと戻ってきていた。






真希「これどこに置けばいいんだ」


パンダ「枕の近くでいいだろ」


真希「ぬいぐるみ感覚で言うな」




釘崎「何これ超うま」


棘「いくら」




貴女『…』


伏黒「どうした」


貴女『なんか安心して眠くなってきた』






目元を軽く擦っただけで濃いクマが
ハッキリと浮かび上がる

寝るにも寝付けず
寝不足気味なAは
瞼が重くなってるのかウトウトとする





伏黒「寝てもいいぞ」


貴女『…いい。起きてる』


伏黒「そんな状態で言っても説得力ねぇよ」





伏黒はAの肩に手を置き
自分の方に引き寄せる





伏黒「寝れる時にちゃんと寝とけ
ちゃんと傍にいるから」


貴女『……うん』





糸が切れたように
プツリとAは眠りについた





伏黒「……なんですか」




皆して伏黒をニヤニヤした目で見る。






パンダ「いや俺らがいながらも関係無しにいちゃついてんなーって」


伏黒「イチャついてませんよ」



棘「ネギトロ」


伏黒「違います」



釘崎「アンタやっぱむっつりスケベね」


伏黒「なんでだよ」



真希「私ら邪魔だったな〜ごめんなー」


伏黒「棒読み感」




伏黒の頬にAの髪が触れる





真希「で、だ。
恵お前ぶっちゃけAのことどう思ってんだ」




頬杖をついてニヤリと笑う真希。





釘崎「勿体ぶらずに教えなさいよ
私らの中でしょ」


伏黒「……」




伏黒は顔には出さなかったが
めんどくさいことになったなと背ける




伏黒「………幼なじみ」
パンダ「幼なじみ以外な」




パンダと声が重なって
幼なじみワードは禁止





棘「ツナ〜」

伏黒「…だい＿＿＿」




プルるるるる、プルるる


運悪くAの携帯から着信音が鳴り響いた。



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