『恵。』【呪術廻戦】【伏黒恵】

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貴女side



あれからも色んなことがあったけど、
無理矢理消去して
羽田空港に到着し日本に帰ってきた。

朝10:00。今すぐ恵に会いたい。





貴女『早く行きましょ』


五条「えーゆっくりゆったり行こうよ」


貴女『早く会いたい』





久々のアホ毛がピコーんと立つ。
因みに6本は「恵に会いたーい」を示す。

担任の背中をグイグイ押す。





五条「以前より力強くなってない？」


貴女『ホントですか…ﾖｼ』


五条「今のもっかい」


貴女『……』


五条「無言で蹴るのやめようね」



無下限で阻止された。




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パンダ「あり？1年ズは？」


真希「パシッた」


パンダ「大丈夫か？」


真希「3歳児じゃねーんだ
お遣い位できんだろ」


パンダ「いやそうじゃなくて

今日だろ
京都校の学長が来んの
交流会の打ち合わせ」



真希、棘は反応した。




パンダ「特級案件に一年派遣の異常事態
悟とバチバチの上層部が仕組んだって話しじゃん

京都の学長なんてモロその上層部だろ
鉢合わせでもしたらさぁ」



真希「標的だった一年…虎杖は死んでんだ

恵達を今更どうこうするつもりもねぇだろ

京都のジジィだって
表立って騒ぎは起こさねぇって」



パンダ「教員は立場があるけど
生徒はそうでもないよな」



真希「来てるって言うのか、真依が」



パンダ「憶測だよ
打ち合わせに生徒は関係ないからな



でもなァ


____アイツら嫌がらせ大好きじゃん」




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五条side




いやいや背中を押されてまで歩いていた。
近道を通ってそろそろ高専が見える頃



貴女『ｳ”ｯ…』



当然頭を抑えて苦しそうにうずくまる。


ストレスでの頭痛か
まじの風邪の頭痛か

それとも_____



今は抱えて走って硝子に診てもらうしかない
するとガシッと腕を掴まれ、
「大丈夫」と呟く。


そんな状態で何処が大丈夫だよとツッコミを入れたいがさっきよりも顔色が悪い。




貴女『…先生私先に行く』


五条「何言ってんのその状態で1人で行かせるわけないでしょ」


貴女『なら早く行こ


______恵がやられる』





翡翠色の瞳がその時は酷く濁っていた。



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