『恵。』【呪術廻戦】【伏黒恵】

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記録 ━━9月

マダガスカルの首都
アンタナナリボ市内中心部
古びた建造物上空




「Haai wat is dit?(ねぇ、あれ何？)」

「Hmm? watter een?(ん？どれ？)」

「So dit is dit!(だからあれよ！)」




その呪胎を非呪術師数名の目視で確認
緊急事態のため呪術師2名が派遣され




内1名 ━━ ××××




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「俺ガ呪胎ヲ確認シタノハ1時間前
避難誘導9割ノ時点デ
現場ノ判断デコノ建物ヲ閉鎖シタ」


貴女『読みにくい』


乙骨「あはは… 紹介してなかったよね。
この人は”ミゲル”さん」






高専生徒の乙骨憂太と常守Aは、
”ミゲル”という男の元に訪れていた。






ミゲル「五条悟ガ話シテタ
生徒ハコイツカ」


貴女『ボビー･オロゴンみたいな話し方』


ミゲル「ソレ五条悟ニモ言ワレタ」


貴女『(あの人と同レベルってことか)アナタ嫌い』


ミゲル「エ”」


乙骨『あはは…それより今はこっち』





”帳”は既に下りており誰のものかは不明
古びた建造物内には子供達が取り残されている






「Ag ...! Help my dogter asb ...! Dankie!
(あっあの…！娘を助けて下さい…！
お願いしますッ！)」

「Help my seun ook!
(俺の息子も助けてくれ！)」




ミゲル「…面会ニ来テイタ保護者ダ」


乙骨「子供達は何人くらいこの中に？」


ミゲル「6人ダ」


乙骨「…早く救出しないと心配だ」


ミゲル「待テ乙骨_____」





乙骨は”帳”に触れようとした刹那
バジィと電気が走ったような音が響き
吹き飛ばされた。

Aは瞬時に乙骨をキャッチする。






ミゲル「厄介ナ事ニ、コノ”帳”内には
誰モ”入レナイ”」


乙骨「！」


貴女『…』






ミゲルによれば、他の呪術師も乙骨のように帳に触れながら入ろうとしたりするとビリィと音を立てて入れないようになっている。

呪術師を拒んでいるようだ。






乙骨「早く対処しないと中にいる子供達が危ない」


ミゲル「デモドウスル 入レナインダゾ」



貴女『入れた』


ミゲル「…！」





誰も入ることが出来なかった”帳”内に
Aのみ手が通っていた。




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