6日目 ページ6
＊＊＊
貴女side
授業受けてみて一言で表すと回りくどい
ペラペラ喋って何一つ大事なことが入ってこない
こいつホント生徒に教える気あんのかー？
チャイムが鳴り響きぐったりとしている生徒、以下にも死にそうな顔して準備を始める生徒、余裕そう見せる朝の連中共
授業受けなくてもまだ教科書読んでた方がマシだな
浅野「金喜さんお疲れ様 どうだった授業は」
貴女『あー…うん
正直やってらんねー。
はよおうち帰って拾ったイケメン育てよ
榊原「金喜さん 良ければ僕達と一緒に帰らないかい？」
貴女『結構 迎えだから』
コイツらと関わりたくねぇし
なんだって興味無い
かすかにだが周りからの視線が突き刺さる
特に女共から つめたーい目で 私を見ていーる
安心しろ ホントに興味ねーから
鞄に荷物を詰め込んで教室から出ていった。
〇
校門の前で止まる黒い1台車の助っ席にドガッと取り込んだ。
貴女『おっつー、酒買いに行こ』
「学生が言うセリフじゃねぇだろ」
貴女『いいだろ〜？今日頑張ったんだから』
「その格好で行けるわけねぇだろ」
貴女『この格好で行ける方法あるだろ？パッパ♡』
「キッッショ」
貴女『あ”ァーもー！！お前当たり強くね！？』
動くぞーと呑気な声で運転し出す
貴女『こんな顔のいい女助っ席に乗っててお前幸せもんだな』
「今日理事長さんとこ行ってねぇだろ」
貴女『照れんなよ こっちまで恥ずかしくなる』
「お前言葉のキャッチボール出来ねぇだろ」
貴女『お前もな』
ガムいる？と渡され受けとり噛んだ瞬間顔が強ばった
貴女『…！？にっげぇ…！なにこれまっずｯ』
「目覚ましようだ 目覚ませ」
貴女『目ェとっくに覚めてんだけど！？』
女泣かせるとかこいつぜってぇ女いねぇな…！
もうこいつ嫌いと思ったが
なんやかんや行きつけの酒屋によってお酒買ってきてくれたあたりやっぱこいつ私のこと大好きじゃんと思った。
「は？これは俺用だ」
……やっぱ嫌いだわ。
＊＊＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 554人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
嘉代15(プロフ) - 神凪 巫琴さん» わっ〜ありがとうございます！私神凪 巫琴さんの作品全て大好きです！！そう思っていただけて凄く嬉しいです！新作も楽しみしております！ (2021年1月30日 16時) (
レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - プスメラさん» コメントありがとうございます！オチはまだ未定ですので参考にさせて頂きます！応援よろしくお願いします！ (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます！続き楽しみにしていてください！ (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - あーるさん» ありがとうございます！続編でもなるべく多く更新できるよう努めていきたいと思います！応援よろしくお願いします！ (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - らむくん@ヴィル様の旦那さんになりたい人さん» あわわっありがとうございますっ！続編でも頑張りますので応援よろしくお願いします！！ (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：嘉代15 | 作成日時：2020年12月19日 22時
