その女、好みの男を拾う。

38日目 ページ38

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貴女side



時雨「高専の生徒がいた？」



貴女『ああそれらしきやつが』



時雨「直接対面はしてないんだな？」



貴女『まあ、車越しだったからまじの一瞬目が合った気がしただけだ あっちはどうかは知らんが』






拉致られた後人気のない場所に運ばれ手を少し出されたものの同じ班のメンバーとタコが助けに来て1件落着となっていた。

殴られた頬に湿布を貼ってスリスリしながら現在時雨と連絡を取りあっていた。







時雨「見間違いはねぇの？」



貴女『白髪のサングラスなんてそうそういねぇだろ』



時雨「こっちで見てないからじゃそうなのかもなどんまい」


貴女『おまクソ』





でもまー別人だと信じたいが本物となったら…





時雨「お前を拉致った輩勇気あんなー」


貴女『馬鹿だからしゃーねぇだろ』


時雨「そこは(自称)美女だからなとか言うかと思ったわ」


貴女『かっこの中に丸見えだわオイ』





時雨「無事で良かったよ土産宜しくな」



貴女『お前心配してねえーだろ』



時雨「心配する必要ねぇだろ お前"強い"し」



貴女『急に褒めるのやめろよ照れるじゃねぇか』



時雨「通常運転に戻ったな じゃあな」






ぶつりと切られた。
やっぱアイツと話してる方が気を使わなくて楽だな。





茅野「金喜さーんお風呂いこ！」




今は風呂はいって触れられて汚れた分洗いざらい流すとするか、着替えを持って緑の髪の女と風呂場へと向かった。




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