14日目 ページ14
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今日は月1の全校集会
俺たちE組の生徒は長い道のりを昼休みを使って本校舎体育館へと向かっていた。
同じクラスの"松元愛華"の絡みに対応しつつ何とかたどり着いた。
俺たちE組の他にも自販機の近くに見たことが無い生徒がいた。多分本校舎者の生徒だな。
罵倒されるだろうかと気分を落とす中、その生徒は手に持っていたペットボトルの水を自分の頭にぶっかけていた。
「えっ!」
やば声出た。急いで口を塞ぐがもう遅かった。
その生徒はこちらを見ていた。
よく見ると、凄い顔が整っている。モデルかと思うくらい凄く美人と見惚れていた。
貴女『…』
あれなんかこっちに近寄ってくる?
俺より少し背が高い。前原位はありそう。
「えーと…」
貴女『お前最近肩重く感じた事ないか』
凛とした声。女子にしては高すぎない。
冷めた感じに聞こえたもののこちらをじっと見つめる
そういえばココ最近肩が痛いというより重く感じていた。でもなんで今会ったばかりなのに分かったんだ?
貴女『お前もだぞチャラ男』
「え、チャラ男って俺の事?!」
貴女『お前以外いねーだろ』
前原もなのか。と思いつつ肩に手を置いて軽く揉みほぐす。
貴女『…お人好しも程々にしろよ アホ毛』ペチン
「アホ毛!?っていった!」
腕を伸ばしてきたかと思いきや俺の額にデコピンをしていた。割と痛い。多分赤くなってる。
貴女『お前も軽々しく女と遊ぶ加減考えろ』
前原の肩にチョップをいれいってーとうずくまる。
松元「ちょっちょっとお〜2人に何してるのよォ!!」
松元が俺らに気づき近寄ってくる。
あー駄目だめんどくさくなるやつかも…
半ば思っていたが彼女は松元に見る気もせず空のペットボトルを捨てに行った。
松元「ちょっとォ聞いてるのぉ〜?」
気に食わなかったのか彼女に近寄りブレザーを引っ張る。すると彼女は
貴女『아, 나는 한국인. 너의 말 몰라』
松元「はぁ?」
今なんて言ったんだ
彼女は体育館の中へと入った。
「あの子韓国語話せるのね」
「ビッチせんせーあの子なんて言ったの?」
「"あー、私韓国人。お前の言葉分からない"って言ったのよ」
「バリバリ日本語話してなかった??」
もしかして松元のこと苦手意識持ったか
あれ、そんなことより肩が軽くなってると思いつつ俺達も続いて体育館へと入った。
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嘉代15(プロフ) - 神凪 巫琴さん» わっ〜ありがとうございます!私神凪 巫琴さんの作品全て大好きです!!そう思っていただけて凄く嬉しいです!新作も楽しみしております! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - プスメラさん» コメントありがとうございます!オチはまだ未定ですので参考にさせて頂きます!応援よろしくお願いします! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございます!続き楽しみにしていてください! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - あーるさん» ありがとうございます!続編でもなるべく多く更新できるよう努めていきたいと思います!応援よろしくお願いします! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
嘉代15(プロフ) - らむくん@ヴィル様の旦那さんになりたい人さん» あわわっありがとうございますっ!続編でも頑張りますので応援よろしくお願いします!! (2021年1月30日 16時) (レス) id: 2fa3f430cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嘉代15 | 作成日時:2020年12月19日 22時