#.134 ページ27
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〔貴女side〕
建物からの脱出後、蛍を病院に運び治療をして貰って数日が経った。
今現在私達は学校で
片岡「進路相談？」
ターゲットからの進路相談について説明を受けていた。
配られた紙には志望校、職業第1希望と第2希望と記載されている。
業「太宰さんは卒業後どうするか決めた？」
貴女『考え中かな。そういう赤羽君は？』
業「俺は官僚かな」
貴女『……いいねなれるよ君なら』
席の近い私達が話していると潮田君が呼んでいた。
渚「太宰さん殺せんせーが呼んでたよ」
貴女『うん』
私は席から立ち上がりターゲットのいる職員室へと足を動かした。
殺せんせー「貴女で最後ですね太宰さん さあ君の進路を聞かせて下さい」
ターゲットは職員室で待機していていた。
私は近くにあった椅子に腰掛ける。
貴女『私の進路は決める必要はないさ』
キッパリとハッキリと言った。
ターゲットは更に真剣な表情になり
殺せんせー「如何してです？」
私はゆっくりと息を吐き出し
貴女『余命が後半年もないからさ』
殺せんせー「！！！」
多分驚いてるんだろうな。
ターゲットの顔見るの気まずい。
貴女『細かく言うなら……後"2ヶ月"』
殺せんせー「余命が後2ヶ月……どうして…もっと早く言わないのです…！！」
仕方ないじゃないか。
誰にでも秘密を隠したいこともある。
それにいいにくい。
貴女『"数日前"までは余命が1年もあったから卒業後は皆と離れて会わなくなるし言わなくても大丈夫だろうと思ってたんだ』
殺せんせー「……数日前とは、あの死神の件ですか」
貴女『ああ、異能力者足止めで半年も寿命が削られた』
殺せんせー「ですがあの異能力者は体から武器を出していてとても寿命を縮める力には見えませんでしたが」
貴女『…それの原因は私が持ってるものだよ』
持っているもの…？
ハテナを浮かべる中殺せんせーに私は腕に巻いている包帯を解いた。
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向日葵蜜柑 - こういうの好きっス 尊敬してます！！ (6月17日 8時) (
レス) @page39 id: b6e25e049a (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - 泣いた、凄い❣️ (2023年2月2日 19時) (レス) @page39 id: 1eed7975f0 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々 - 最ッ高です！泣きました！ (2022年2月8日 18時) (レス) @page40 id: 11b1ad38fd (このIDを非表示/違反報告)
らみ(プロフ) - 作者様ぁぁどんだけ私を喜ばせたら気が済むんですかァ！！ちょっと嬉しすぎて天国行きそうです (2022年2月6日 19時) (レス) @page40 id: 9f46023976 (このIDを非表示/違反報告)
ゾア(プロフ) - おぉっとぉ……？ (2022年2月6日 16時) (レス) id: 1f5360b9e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嘉代15 | 作成日時：2019年4月28日 17時
