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#.132 ページ25



〔業side〕


東山「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!」

貴女『ハハ』



腕を強く掴みしゃがみこんだ
太宰さんがもう一個隠していた銃で異能力者の腕に向かって撃ったのだ

恐ろしい程に当の本人は笑っていた。笑う要素なんてないのに



東山「アアッッ!!イタイ!!ア゙ア゙ア゙ア゙」

貴女『痛いよねー分かるよ私も痛いのは嫌いだ』



立場は逆転し今度は異能力者が地面に横になり太宰さんはゆっくりと立ち上がった。

太宰さんは顔や体は痣だらけだ。

腕や首は出血により巻いていた包帯は真っ赤に染まっていた。



貴女『ここに来る前に撃たれた部分も含め数分間ほどは地獄の苦しみだ。私なら無理だね。さてどうする?この私を撃った銃で終わらせて欲しいかい?』


異能力者が苦痛に耐えている+何か言いたげだが首の怪我もあったためなかなか声が聞こえない。



貴女『最後に言い残す事は?』

東山「………スマ…ナカ…ッタ……おまえの大事な……ぶ」



異能力者が喋っている時に銃の引き金を引いた。弾丸が頭部に命中し、異能力者の体はただの物体になったように見えた。

こんな光景ドラマとか映画でしか見たことがない。皆目を見開いて唖然とした状態だった。

そんな中ただ1人だけ



貴女『はははははは』



壊れた人形見たいに不気味に笑いながら更に異能力者の腕や足に撃った。弾丸が次々に命中し死体が跳ね上がる。




貴女『はははは。死ね死ね死ね死ね死ねはははは』

烏間「もうやめろ」



突然現れた烏間先生が横から太宰さんの手首を強く掴んで止めた。
手から銃は簡単に落ちた。


太宰さんは落ちた銃を見て、足下に転がる死体を見て、それから烏間先生を見た。不思議そうな顔をしていた。



烏間「死体を無駄に撃つな」



太宰さんはきょとんとしていた。それは奇妙にもかつて皆が見てきたどんな太宰さんよりも年相応な子供らしい表情をしていた。

#.133→←#.131



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向日葵蜜柑 - こういうの好きっス 尊敬してます!! (6月17日 8時) (レス) @page39 id: b6e25e049a (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - 泣いた、凄い❣️ (2023年2月2日 19時) (レス) @page39 id: 1eed7975f0 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々 - 最ッ高です!泣きました! (2022年2月8日 18時) (レス) @page40 id: 11b1ad38fd (このIDを非表示/違反報告)
らみ(プロフ) - 作者様ぁぁどんだけ私を喜ばせたら気が済むんですかァ!!ちょっと嬉しすぎて天国行きそうです (2022年2月6日 19時) (レス) @page40 id: 9f46023976 (このIDを非表示/違反報告)
ゾア(プロフ) - おぉっとぉ……? (2022年2月6日 16時) (レス) id: 1f5360b9e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:嘉代15 | 作成日時:2019年4月28日 17時

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