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#.120 ページ13



〔渚side〕


殺せんせー「さぁーさ皆さん、2週間後は二学期の中間ですよ!!いよいよA組を超える時が来たのです!熱く行きましょ!熱く!!」

E組「「暑苦しい!!」」



浅野君の体育祭の罠もかわしきり僕らは中間テストに集中出来るが一方で…何処か皆落ち着かない様子だった。殺せないまま…勉強の時間だけが過ぎていく。


……焦りの10月、
殺せんせーの暗殺期限まで後5ヶ月

授業も終わり放課後皆で帰っていた時殺せんせーの暗殺についての話題を出していた。



渚「あれ太宰さんは?」

磯貝「用事が入ったってすぐ帰っちゃったよ」



そう言えばHRが終わった瞬間に教室から慌てて出て行ったけか
どうしたんだろう



矢田「勉強に集中してる場合じゃないよね私達、後5ヶ月だよ 暗殺のスキル高めた方が優先じゃない?」

寺坂「……仕方ねーだろ 勉強もしておかねーとあのタコ来なくなるからよ」

岡島「くっくっく悩みすぎだよお前ら。俺がすっきりしたアイデアを見つけたんだからよ」

 

そう言って岡島君は学校の登下校ルートから山へと入りこむのを僕達は後を追うと椚ヶ丘の町並みが広がる所に出てくるなり一番近い建物へ岡島君が飛び移った。



不破「ここは?」

 

不破さんが岡島君へと問いかけつつ、ビルへと飛ぶと岡島は直ぐに答えた。

 

岡島「ここからフリーランニングで伝っていくと、ほとんど地面に着かないで隣町の駅までいけるんだぜ。ただ通学するだけで訓練になる。今日からここを通ろうぜ」

倉橋「ええ…けど落ちたら危なくない?」

 

倉橋さんが町並みを見つつ、言うと岡島君はそれに対して返事を返した。

 

岡島「へーきだって!行ってみたけど危ない場所なんてほとんどなかったし鍛えた俺達ならこんなトコ楽勝だって!」

 
確かにこれなら勉強からのストレス解消にも出来そう

 
岡島「よっしゃ先導するぜ!」

 

 

岡島君がそう言って駆け出すと僕含め大半がついて行った


棒倒しで僕らは…訓練の日々で身につけた力でヒーローになった
本校舎生徒も少しずつ僕らを認め始めている。

どんどん出来る事が増えこれなら暗殺だって_____

 

ガシャアアンン



僕達は気を緩めすぎていたのかもしれない。

建物の下に転がるおじいさん、そしてその横で青い顔をして立ち尽くす岡島君と木村君。

同時に鳴り響く救急車の音は、こっちへと向かってきたのだった



 

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向日葵蜜柑 - こういうの好きっス 尊敬してます!! (6月17日 8時) (レス) @page39 id: b6e25e049a (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - 泣いた、凄い❣️ (2023年2月2日 19時) (レス) @page39 id: 1eed7975f0 (このIDを非表示/違反報告)
蝶々 - 最ッ高です!泣きました! (2022年2月8日 18時) (レス) @page40 id: 11b1ad38fd (このIDを非表示/違反報告)
らみ(プロフ) - 作者様ぁぁどんだけ私を喜ばせたら気が済むんですかァ!!ちょっと嬉しすぎて天国行きそうです (2022年2月6日 19時) (レス) @page40 id: 9f46023976 (このIDを非表示/違反報告)
ゾア(プロフ) - おぉっとぉ……? (2022年2月6日 16時) (レス) id: 1f5360b9e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:嘉代15 | 作成日時:2019年4月28日 17時

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