【暗殺教室】Ｅ組の太宰さん【文スト】

【64時間目】 ページ41

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貴女side


女性「烏間さん…案の定駄目です 政府としてホテルに宿泊者を問い合わせても…プライバシーを繰り返すばかりで…」


烏間先生の部下園川さんは言った
それに対して烏間先生はやはりかと呟いた


殺せんせー「やはり…？」

烏間「警視庁の知人から聞いた話だがこの小さなリゾート島"普久間島"は"伏魔島"と言われマークされている ほとんどのリゾートホテルはまっとうだが離れた山頂のホテルだけは違う

南海の孤島という地理も手伝い国内外のマフィア勢力やそれらと繋がる傘下，財外人らが出入りしていると聞く

私兵達の厳重な警備のもと 違法な商談やドラッグパーティーを連夜開いているらしく政府のお偉いさんともパイプがありうかつに警察も手が出せん」

業「ふーん そんなホテルがこっちに味方するわけないよね」



敵の目的は恐らくターゲット

けど仮に渡しに行った茅野さん，渚君を人質に取り薬も渡さず逃げられたら最悪だ

交渉期限は1時間もない

仕方なくあのホテルへ行くしか…





殺せんせー「いい方法があります」

渚「え…？」




殺せんせーは呟いた
逃げるより大人しく従うよりは
スマホを見ると律さんが合図をしていた



殺せんせー「元気な人は来て下さい 汚れてもいい格好で」



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殺せんせーに言われ持ってきた動きやすい服装に着替えた

開襟の生地の薄い白シャツに黒のパンツ スニーカーといったラフな格好で

着いた先は見上げる程の高い高い崖

スマホから送られてきた配置図見せながら説明してくれた



殺せんせー「敵の意のままになりたくないなら手段は1つ 動ける生徒全員で侵入し最上階を奇襲して治療薬を奪い取る！！」

E組「「……！！」」


けど……


烏間「危険すぎる この手馴れた脅迫の手口敵は明らかにプロの者だぞ」


烏間先生と思っていたことは一緒だった
それは殺せんせーも思っていたこと


殺せんせー「ええしかも私は今君たちの安全を守れない 大人しく私を渡した方が得策かもしれません

どうしますか？
全ては君たちと烏間先生次第です」

E組「………」

木村「…それはちょっと…難しいだろ」


木村君が答えた時
イリーナ先生も共感して口にした

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