【暗殺教室】Ｅ組の太宰さん【文スト】

【40時間目】 ページ17

･

貴女side


渚「殺せんせー また今回も全員50位以内を目標にするの？」

殺せんせー「いいえ 先生はあの時は総合点ばかり気にしていました 生徒それぞれに合う目標を立てるべきです そこで今回この暗殺教室にピッタリな目標を設定しました」

E組「？？」


暗殺教室にピッタリな目標…それは一体なんだろうか


殺せんせー「前回は総合点で評価しましたが今回は皆さんの最も得意な教科も評価に入れます 教科ごとに学年1位を取った者には答案の返却時触手を破壊する権利をあげましょう」

E組「！！！」

殺せんせー「総合と5教科全てでそれぞれ誰かがトップを取れば6本もの触手を破壊できます これが暗殺教室の期末テストです」


ここ最近で分かったことがある
このターゲットは殺る気にさせるのが本当に上手いね



神崎「ねぇ太宰さん」

貴女『ん？どうしたんだい？神崎さん』


修学旅行を機に結構良くなった神崎さんとは多分女子の中で1番仲良いかもしれない 私すごく嬉しい


神崎「太宰さんもし良ければ勉強教えてくれないかな…？」


かわいいずっきゅん


貴女『勿論だよ！国語は無理だけど他の4教科なら私に任せたまえ！』

神崎「ふふ有難う 私国語なら得意だから力になれるかも」

貴女『ほんとかい？ならお願いします 国語の現代文を何とかしたくてねぇ…』


前回の中間テスト国語最下位だったからなあ(泣)

浅野君に国語最下位って名前付けられたしシクシク


神崎「太宰さんにも苦手な教科があるんだね 私驚いた」

貴女『うん…国語の現代文にはまいど殺られてしまうよ…』


殺せんせー「互いに教え合いグットです2人とも！」



2人で話していたところ殺せんせーがいつの間に現れた
顔には赤丸と表示していた




殺せんせー「神崎さんは国語に力を入れるようですが太宰さんはなんの教科に特に力を入れるんですか」

貴女『私は各教科の点数じゃなくて総合点の1位を目指すよ 殺せんせー』

殺せんせー「ヌルルルそうですか それでしたら国語も頑張らなくてはいけませんね」

貴女『そうだね でも神崎さんという心強い国語の先生がいるから大丈夫だよ』

神崎「私も、中間よりも点数が上がるように頑張る 太宰さんよろしくね」



お互いに顔を見合わせ頬んだ

殺せんせーはうんうんと嬉しそうに見ていた

さあ、まじと書いて本気で頑張りますよ私は


･

【41時間目】→←【39時間目】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す