【暗殺教室】Ｅ組の太宰さん【文スト】

【34時間目】 ページ11

･

貴女side

殺せんせー「さて皆さん、さっき先生は言いましたね マッハ20でも出来ないことはあると そのひとつが君達をプールに連れていくこと残念ながらそれには1日かかります」

磯貝「１日って大げさな 本校舎のプールなんて歩いて20分…」

殺せんせー「おや誰が本校舎に行けと？」


皆は何かに気づいたのか殺せんせーを追う

そこには_____



綺麗なプールと言ってもいいような光景



殺せんせー「何せ小さな沢を塞き止めたので水がたまるまで20時間！
バッチリ25mコースの幅も確保
シーズンオフには水を抜けば元通り
水位を調整すれば魚を飼って観察できます
制作1日、移動1分、あと1秒あれば飛び込めますよ」


Ｅ組「い……いやっほぉうい！！」


バシャン…！！バシャン…！！

大きい水しぶきを上げながら皆飛び込んでいった



貴女『えっ…ええ……』

神崎「太宰さん入らないの？」

貴女『あっ入る……』



小さい沢からこんな凄いものにする殺せんせーに若干引いたがまあ楽しそうなので神崎さんたちに言われゆっくりと入った



貴女『……あこれって入水のチャンスじゃない？よし』



水の中に潜る
水の中から見た空は太陽の光で輝いていた これで死ねるなら最高だな



業「………」ﾆﾔ



あれなんか嫌な予感


コショコショコショ



貴女『ッゥ…！ブハッ』


くっそ死ねると思ったのに…！！
足をこちょがせやがって…！！



業「クククッ」

貴女『酷いじゃないか 人の入水を邪魔するなんて』

業「命の恩人に失礼じゃない〜？感謝しなよ」

貴女『いーやだね』


全くもう…てかやられっぱなしなんて私嫌だよ

赤羽君はこちらとら見てニコニコしている

うん絶対何か企んでる顔だね

私も仕掛け



貴女『ｯｯ…！！』



ツゥ…首あたりに痛みが走る
咄嗟に首元を優しく撫でる



違和感と感じた赤羽君が顔色を変えて近寄ってくる



赤羽「どうしたの？もしかして包帯巻いてる首元痛むの？殺せんせーに言ってこよ

貴女『なんて嘘〜』

はぁ！？ちょっ」


赤羽君に飛び込み水は大きな水しぶきをあげた





貴女『さっきの仕返しだよ』

赤羽「心配して損した」



でも首の痛みは嘘じゃないんだけどね

君は中学生なんだからこんなんで心配しなくてもいいんだよ

首元を擦りながら赤羽君に笑ってやった

･

【35時間目】→←【33時間目】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す