だから違うっちゅうねん！人違いや！

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ここには、世の中で云うバケモノ(女装趣味)が沢山いた。

その中に混じる。


「あ、これ旨い」

其れにしても、女に見える奴と見えん奴がおるなぁ


照明が消え、スポットライトが一人の人物を照らした。

主催の田島…なんとか。
名前忘れたわて、て、、て、、、


「初めまして、主催の田島テルヒコです。」


そうそれや！
名前、覚えとかんといかんなぁ


森さんに写真を見せてもらったから顔を確認、と思って見た


長身、綺麗に整えられた髪、パッと見 普通

うん、普通

「いや〜、本当に普通」


結構距離があるから聞こえないはずだが

「目があった……」


・


・



「すみません」

「はい？」


田島が話かけてきた


「田島様…。本日はお招き頂き有難う御座います。私、富谷アカネと云います。」


其れらしく云ってみた


「アカネさん、ですか。素敵な名前ですね」

「達者なお口ですこと。田島様、先程から一度話をしてみたいと思っていた所でした。」

「おや？奇遇ですね、私も貴方と目があった時話てみたいと思ったんですよ。」



こっから、どう情報を取ろうか。
色？ 眠らせて移動そして拷問？

あ〜俺の異能が催眠とかやったら良かった……



「此処だと人が多いので部屋へ行きませんか？」


ターゲットから密室へ招待か。
有難いんけど………行きたくあらへんなぁ

「そうですね。行きましょうか」

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