あんだーてーる小学校！2

重厚感(？) ページ43

Aside

ん？今の声何や

＜姉ちゃん…
　お酒みたいな名前のサンズって分かる？＞

＜ワインじゃない？＞

＜後ろ！＞

くるりと振り向けばワイン

『んぐふぅ！？がっ…』

思わず飲んでたコーラが鼻から出てきそうになった

「おっと、驚かせてしまった」

『くぅうぅぅぅ…
　いえ、大丈夫です』

正直に言うとまだ全然大丈夫じゃないっす

「突然なんだが
　昨日パピルスを助けたのは君達か？」

「コーヒーの事ですか？」

「ああ、凄く嬉しそうに話すものだから
　どのような人間か会って
　会話してみたかったのだ」

凄く嬉しそうに…良かった、変な人だと思われて無かったっぽい

『光栄です』

「まあこれで悪い人間では無いと分かった
　これからもパピルスと
　仲良くしてやって欲しい」

悪い人間って前提で話しかけたんだ！？

これからもコーヒーと仲良くは勿論おーk…と言うかあの時点で仲良くなれてたの？


「『勿論です！』」

「ハハハ、ありがとう
　私はパピルスを迎えに行ってくるよ」

いやぁ、かっこ良かったね〜

40代の…なんて言うんだろ
こう、重厚感(？)

それにしても…

『ゆうてい、
　後ろにワインいること知ってたの？』

「名前は覚えてなかったけど
　後ろの席にいたのは知ってた」

気付かなかった…

「ちょっと僕トイレ行ってくるね」

『うーっす』

残りのコーラでも飲むとするか

『んー、コーラはいつ飲んでも美味し…い”っ』

突如後頭部に鋭い痛みがはしり、そのまま気を失ってしまった

続かせて頂きm((→←いやしょーもな！

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