dayflower.23 ページ23
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「何か飲む？」
望「…あ、いえ、お構いなく」
�陲舛磴鵑領戮麓�里ちゃんが付いていてくれるから、俺は弟くんを連れ出した。
「望くん、やっけ？」
望「はい。…あ、初めまして、小瀧望です」
「ふふ(笑)初めまして、中間淳太です」
タイミング的におかしくて、2人して笑ってしまった。
空気は少し柔らかくなったけど、俺は望くんに聞きたい事がある。
まだ口を抑えて笑ってる望くんに、ストレートに尋ねてみた。
「汐里ちゃんが�陲舛磴鵑判于颪錣鵑�ったら良かったのに、って思ってる？」
望「…！」
肩を揺らし、勢いよく顔を上げた望くん。
「…ま、そう思うのも無理ないよな。自分の姉貴の隣におるんが、余命2ヶ月の男なんやから」
眉を下げ、所在なさげに目を泳がせる望くんは、本当に汐里ちゃんが大事なんだと思った。
望「…あの、」
「でも」
今、明らか謝るつもりだったよね？
でも、ごめんね。
そうはさせない。
「俺は、良かったと思ってる。汐里ちゃんと出会ってからの�陲舛磴鵝△垢瓦ぅぅ�イキしてたし」
医者として、こんな考えはおかしいと思うけど。
それでも俺は、奇跡を信じたい。
「汐里ちゃんの存在が、癌の進行を遅めているのかもしれん。勘違いやったとしても、俺はそう思いたい」
望「…姉貴、が」
「そう。君のたった1人の、頼りになる姉貴が」
だからこそ、望くんが迷う気持ちも分かるんだよ。
それはあくまでこっち側の勝手な思い込みであって、汐里ちゃんが迷惑してたら元も子もない。
だから、�陲舛磴鵑蘯�里ちゃんを遠ざけたんだろう。
…それ以外に理由はありそうだけど。
でも、汐里ちゃんは違った。
「俺が駆けつけた時、干からびそうなぐらい泣いてた。それは、特別な思いがないと、そうはならんよな」
望「…はい」
「もう、俺らがどうこう言っても仕方ないねんな。大人しく、静かに見守っとこう」
望「そう、ですね」
�陲舛磴鵑良村爾鮨兇衒屬詼召�ん。
望「…いつまでもヘタレやったら、喝入れに行きますけど」
「よろしく頼むわ(笑)」
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mhygkj1101(プロフ) - はまちゃ。さん» コメントありがとうございます。この作品で泣いていただけることが、自分の中でのゴールなので嬉しいです！ (2018年5月14日 23時) (
レス) id: d0b6e37a2e (このIDを非表示/違反報告)
はまちゃ。(プロフ) - ステキなお話をありがとうございました。 (2018年5月14日 23時) (レス) id: ec8b28c16d (このIDを非表示/違反報告)
はまちゃ。(プロフ) - 涙が止まらず…、ボロ泣きの状態で読みました。作者さんの表現がとても美しく、心を奪われました。 (2018年5月14日 23時) (レス) id: ec8b28c16d (このIDを非表示/違反報告)
一波(プロフ) - はいっ！心が綺麗な涙で満たされたくなったら来ます。 (2018年5月10日 0時) (レス) id: 42ea6c0922 (このIDを非表示/違反報告)
mhygkj1101(プロフ) - 一波さん» 何度も来てください！もっと切なくなって下さい！そんな風に言って貰えると嬉しいです…！ (2018年5月7日 8時) (レス) id: d0b6e37a2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：DAJTRTN-#
| 作成日時：2017年8月17日 22時
