Prince of Vampire 7 (ページ21)

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# Aran

王子様として出会ったのに、
自らその化けの皮を剥がし、吸血鬼だという正体を明かした。

だから最初は罪悪感はあったけど、
Aは俺の吸血鬼としての顔を愛し求めてくれた。

綺麗な腰を掴んで奥まで突くと、
繰り返し気持ちよさそうに俺の名を呼ぶ。

冷静な紳士でいたいけど、
Aと二人きり、週末のベッドでは、
幼稚な嫉妬、
動物的本能、
男の欲、
それら全てを隠せない。

…いや、隠すのを止めた。

Aの溢れ出るくらいの
目映い姿に優しい王子様では居られない。

明日になってベッドから出たら、
また別のスーツを着て、Aにドレスを着せ、
穏やかな顔で、スマートに帰国するから、

今日は本性で、
愛するまま、Aと全てを見せ合いたい。

ガクガクと、震え感じる姿に、容赦なく振動を与える。

「ぁっ、だ…め…っ」

可愛い、

腰の動きにプラスで、突起を弄る。

「ぁっ、ぁあっ…」

今までにないくらい、凄く良い反応。

あれ、
これしたことなかったっけ？

「そっか、コレ初めてか、ごめんね。」

なんて言いつつも、手加減する気はなく、

「ぁ、顕嵐…っ、もうっ、…」

俺に操られるがまま、Aは快感へと登りつめた。

だけど、ここからが本番。

腰の動きを、再開する。

「ぁっ、や…っ、」

紅潮する肌。

多分、驚いてる。

Aに見せたことない欲望を、

見せてもいい…？