検索窓
今日:22 hit、昨日:1 hit、合計:10,751 hit

・53 ページ6











木葉「…俺は今まで沢山の人を殺してきた…。」









『…。』









木葉「償っても償いきれないよ。」









私は何も言葉が出なかった…。









木葉「…それに俺はこの後、無惨に殺される。どうせ死ぬのなら、俺はAに殺されたい。」









『…そんな…じゃあまた2人でどこかの山奥で暮らそうよ!誰も来ないようなところに行ってまた2人で、、!』









木葉「それは無理だ。俺はもうこれ以上…生きようとは思わない。」









『…なんで、なんでそんなこと言うんだよ…。』









木葉「…すまないA…。」









また一緒に暮らせる…。木葉とまた一緒に…。









笑って過ごせると思っていた…。









『…私は、、斬れないよ…。』








木葉「…頼むA。俺を殺してくれ。」









『…なんで?ずっとずっと探してたのに…ようやく出会えたのに……なのに、、なんで…?』









木葉「…すまないA…。」









これが、鬼になった者の運命なのか…?









人を殺した罰なのか…?








『…っ。』









木葉「なぁA、最後に少し話をしよう。俺と離れてからの数年間何をしてたんだ?」









木葉が、昔のような優しい笑顔で聞いた。








『…私を助けてくれた人がいて…その人に色々教わって鬼狩りになったよ…。』









木葉「…そうか。いい人に出会えたんだな。」









私は木葉と離れてからのことを木葉に話した。









『…それでね!遊郭での任務があったんだけど…その時にまた竈門が“Aは俺のだ!”みたいな感じで、出てきてさぁ…。』









木葉「ははっ。面白いな、その竈門炭治郎って青年は。」









木葉は私が話す事を笑って聞いてくれた。









『全然面白くないよ!マジであいつ、いっつも私の邪魔をするんだ!』









木葉「そうなのか?Aがそんな楽しそうに話すから、仲良しなのかと思ったよ。」









『…え?そんな楽しそうに話してた…?』









木葉「うん…とっても!」









…自分では気づかなかったが、ひょっとしたら竈門の存在はもう、鬱陶しいやつとはまた少し違ってきているのかもしれない。









『…でも、私はもう竈門に会う資格がないんだ』









木葉「…どうして?」









・54→←・52


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8


目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.1/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
175人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:葉紅 | 作成日時:2021年7月15日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。