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『…っ。』











目が覚めると…私は蝶屋敷のベッドで寝ていた。









しのぶ「…やっと目覚めましたか、A。」









横を見るとしのぶが心配したようにAを見ていた。









『…痛い。全身痛い。』









しのぶ「当たり前です。刺された箇所がかなり多かった、あともう少しここに来るのが遅かったら、死んでてもおかしくなかったんですよ?」









また、ここまで炭治郎が運んでくれたのか。









『…そういえば…炭治郎は?』









辺りを見渡しても、炭治郎の姿はなかった。









いつもなら、必ずいるのに。









しのぶ「炭治郎くんは次の任務があると言ってもう行きましたよ。」









『…そっか。』









あの日下部という男は捕まったのだろうか…。









あの男に何か酷いことはされてないだろうか。









炭治郎に聞きたいことが沢山あった。









『…どのくらい寝てた?』









しのぶ「2日です。」









2日か…。その間、炭治郎は来たのかな…









『…炭治郎にお礼言わないと、任務終わったらここに来るかな?』









しのぶ「どうでしょう。この2日間、Aの様子を見に来たのは善逸くんと伊之助くんだけでしたから。」









『…え?』









炭治郎が来なかった…?









しのぶ「あ、冨岡さんも来ましたよ。」









『…そ、そうなんだ…。』









なんで…来なかったんだ?









いつもなら必ず会いに来るのに。









しのぶ「どうかしました?」









『い、いや…なんでもない…。』









私はその時、嫌な予感がしていた。









もう二度と炭治郎は私の元に現れないんじゃないかという予感が…。









そして…その予感は…









見事に当たり、









炭治郎はこの1ヶ月間、1度も私に会いに来なかった。









・70→←・68【炭治郎side】


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作者名:葉紅 | 作成日時:2021年7月15日 1時

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