・62【炭治郎side】 ページ15
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『…はぁ、街に来るまでが疲れるってどういうことだよ。』
あれからAはずっと俺の手を振り払おうとしていた。
『お前の握力どうなってんだ。』
炭治郎「愛の力だ!」
『…きもい。』
Aが俺を引いたような目で見た。
『さっさと買い物して帰ろう。』
Aが俺を置いて先に進もうとした。
炭治郎「あ、待ってくれA!」
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ようやく俺たちは街にある薬屋にたどり着いた。
炭治郎「すみません。この薬を頂けますか?」
店主「あいよ!この薬だね、ちょっと待ってな。」
店主の人にしのぶさんから貰った紙を渡した。
『…なぁ炭治郎。』
炭治郎「どうした?」
店主の人を待っている時Aが俺を呼んだ。
『…なんか向こうで妙な気配がする…見てくるから、ここで待ってて。』
Aは俺にそういうと街の繁華街へと進んで行った。
炭治郎「A!ちょっと待ってくれ!1人じゃ危険だ!」
『大丈夫だ!ちょっと見てくるだけ!』
俺がAを呼びかけても、Aは足を止めずに進んで行ってしまった。
炭治郎「まずい!Aを見失ってしまう!」
店主「はい、お待たせ。これだよ。」
俺が焦っていると、店主の人が薬を持ってきてくれた。
炭治郎「ありがとうございます!!」
俺は急いでその薬を受け取って、お金を渡し、Aの後を追いかけた。
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炭治郎「A!どこだ!」
街の繁華街は人がいっぱいで、Aの姿が見つからなかった。
炭治郎「…このままじゃ、、また…。」
俺はあの時のことを思い出す。
また…Aがいなくなってしまう。
炭治郎「A!どこにいるんだ!」
俺は必死にAを探した。
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作者名:葉紅 | 作成日時:2021年7月15日 1時