手越と小山の妹の恋

#18 ページ18

愛菜said【過去2】

それから、いじめられて1ヶ月が経った。

私に近づいてきた子が

小山 A。

A「愛菜ちゃん！友達になろっなんて呼べばいい？」

私はAがそういうことを言ってくれたことが嬉しかった。にこっと笑う姿が可愛かった。

愛菜「え、いいの？Aちゃんありがとう、でも私のせいでAちゃんもいじめられちゃうよ？」

A「いいよ！大丈夫！愛菜ちゃんを守るから！」

愛菜「ありがと、あっ！愛菜って呼んで！Aちゃんの事をなんて呼べばいい？」

A「ほいほーい、おけおけ！Aって呼んで♪」

Aは、手越くんに似てる気がするのは気のせいかな。

愛菜「Aって、手越くんになんか似てるね。」

A「あっ！分かっちゃったか…すごいね、本当は手越祐也の妹だよ、愛菜は小山くんの妹？」

愛菜「当たった！いえぃ！そうなんだ、そうだよ、」

A「そっか、今日は私の家で遊べる？」

愛菜「大丈夫だよ、」

．

．

．

愛菜「おじゃましまーす…」

A「祐也、友達と家で遊ぶから。」

祐也「はいはーい、」

手越くんがこっちにひょこっと顔出してくる。

祐也「⁉ 可愛い！」

A「でしょ、でしょ！小山くんの妹なんだって〜可愛すぎるよね〜w」

愛菜「小山 愛菜です。お兄ちゃんがお世話になってます。」

私は軽くお辞儀をしたら、

祐也「慶ちゃんの妹か！」

愛菜「は、はい。」

A「愛菜行こうか！」

愛菜「うん！」

A「えっと、今聞いても大丈夫かな？」

愛菜「うん…」

A「なんで、いじめられてた？」

愛菜「小山慶一郎の妹だから。」

A「それだけの理由でいじめてたんだ… 私も手越祐也の妹だから何かあったらちゃんと言ってね。一人で抱え込まないで…」

愛菜「う…うん…」

頬に冷たいのが流れてる。涙。

A「大丈夫⁉ティッシュ使って！愛菜が小山くんのことにいちゃもんつけられたら、私が言い返すからね！」

愛菜「だい…じょうぶ… あ…りが…とう…」

Aは、とても良い人。

A「良かった！いえいえ、ほらほら、ティッシュ！」

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