番外編 に ページ25
若干R注意!
***
しかし…手っ取り早く彼氏()を作ったものの、私は恋愛偏差値がゼロだ。
そう、だからこんな風に頬を撫でられるだけですぐに顔が真っかっかになるのだ。
一「ふふ、主殿…ご飯粒が付いておりますぞ。」
「ひぇっ…あ、ありがとう!」
朝餉の時間は本当に怒涛だった。
朝からエスコートしだすし、ご飯を食べている時も蕩けそうな笑みを向けてくるし、あーんとかしだすし!!
流石の鶴丸も愕然としてるだろう…だって茶碗の割れる音が聞こえる。
一「主殿、今日はでぇとの日ですね。すごく楽しみです。」
「あ、うん。私も…」
ついに耐えられず俯きながら答えるわたしを撫でてから、一期は席を立った。
ひぇえ…こんなとこに置いてかないで一期!!
「あ、の…行かないで一期…」
一期は目を丸くしたあとに、ふっと目を細めて
「
刃物のような視線を背に浴びながら、私達は厨を後にした。
***
お次は短刀たちの猛攻だ!
昼頃になると、鶯丸と茶を飲んでる鶴丸がいる庭で私と短刀たちは遊んでいた。
秋「そういえば、一兄からのぷろぽおずはまだなんですか?」
ガッシャーンと割れた音が聞こえる。ふふふ…驚け驚け。
「えっと、まだ…かな。」
薬「なあに、安心しろ。一兄も俺っちたちも稼いでるし、結婚指輪とやらがもらえるんじゃないか?」
「ふふ、楽しみだなぁ。」
ほんとだよ、鶴丸の間抜けな顔をみれるのがな((
***
内番の青江と攻撃だ!
馬当番の青江と鶴丸のところで手伝いをしていると、
青「主は一期くんとの掛け合わせはもう済ませたのかな?」
ブフッと噴き出す音が聞こえた。結構咽せている。
ここはピュアなふりを演じとくか。
「青江っ!!変なこと言わないでよ!」
青「いやいや。一期くんは大層我慢しているみたいだからさ、今夜誘ってみたらどうだい?」
鶴「だめだ!!!!!!」
まさか遮るとは思ってなかったので、思わずキョトンとしてしまう。
鶴「あ、いや……俺は先に戻る!」
そう言って駆けて行ってしまった。
青「あらら…苛めすぎてしまったかなぁ?」
「だねぇ…流石に友達のあれこれは生々しいかー…」
そういうことじゃないという青江の顔に、私はただただ首をかしげるだけだった。
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←番外編 いち
110人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルナ(プロフ) - 中々面白いです! 更新頑張って下さい! (2019年5月20日 17時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:PIKA | 作成日時:2019年5月19日 20時