お前ら私のチヤホヤ人生返しやがれ！！

39話 ページ41

玲王side



「あれ、何だ千切と凪もいんじゃん」



「玲王もアイツに呼ばれたの？」



「まあな」




俺が中へ入るとそこには千切と凪がいた。
だがメンバーはそれだけじゃ無い。
雪宮、氷織、蟻生、乙夜、この4人もいた。




「このメンバー謎だよね
何考えてるんだろう、絵心さん」



雪宮がうーんと唸る



「お前らも貰ったのか、この手紙」




乙夜がポケットから一枚の紙を取り出す。


そう遡ること3日前、練習を終えて部屋へ戻ると私物を入れたバックにこんな手紙が入っていた





「才能の原石たちども。お前は選ばれた。
　3日後18時会議室にてお前を待つ。
　これは極秘プロジェクトなので誰にも言わないよう に。
　 絵心」





そして今に至るというわけだ。
ここにいる全員が手紙を貰っていたらしい
何だよ。俺だけじゃ無いのかよ。




するといきなり部屋が暗くなった
一体何が始まるというのだろう。








『レディースオアジェントルメーン！！よく集まってくれた！才能の原石たちよ！！！
君たちは私の独断と偏見で選び抜かれた生粋のモテ男達だ！
おめでとう！！！』





「はぁー！？」







部屋が明るくなり姿を現したのは絵心では無く
パンツスーツを身に纏いメガネをかけた花子だった。











まじで何やってんだ、あいつ！！！！
絵心の名前を使って俺らを騙しやがったな！

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