念が使えると便利でいいよね ページ34
「ごめんごめん、うっかり逃がしちゃったよ」
ギタラクルスタイルのイルミがやってきた。
私は少しだけ、念を取得してないゴンにだけは絶対にバレないように絶を緩める。
イルミとヒソカがこちらに気がつく。私はしい、と唇に指を当てて、それからイルミに向けて手を振った。イルミも小さく振り返してくれた。うっ…かわいい…
「死ぬ前にせめて願いを聞いてくれ、とでも言われた？イルミ」
「よく分かったね、…名前は呼ばない方がいいの？」
「うん。ちょっと、ヒソカといるの見られると都合悪くてさ」
「俺はいいんだ」
「うん、イルミはいいの」
ふうん。イルミは鼻でそう言って、顔の針を抜き始めた。あれ、抜くの早いな。私がいるからかな。原作だと確かもう少し喋ってた気がするけど。
そういえばこの島来るまでイルミと会うの気まずいって言ってたな私…なんだっけ…
あっ、イルミとのフラグ折れてないんだった。
しかし時すでにお寿司…間違えた、遅し。だってそこにはサラサラロングヘアーのイケメンイルミがしっかり私を見て立っている。降りてきなよ、と顎で指示されて、大人しく木から降りた。
ちなみに降りがけにゴンを盗み見たけれど、イルミが誰と話しているのかまるで分かってないようだった。不思議そうな顔をしていたから。
まあ彼の居所をヒソカにバラすわけにもいかないので黙っておくし見て見ぬ振りをしておくけれど。
私は視線をゴンの方からイルミに移した。
「イルミは
「そう？お前は俺の顔好きだよね」
「バレてた」
「僕は？♤」
「化粧してるとどうもね。イルミは点数稼げたの？私君の貰っちゃったけど」
「うん、こいつで6点」
イルミは動かなくなったオタクファッションの人を指した。
プレートだけ先にぶんどっていたらしい。流石。
「君はこのあとどうするんだい♧」
「寝るよ」
イルミはそう言って地面を掘り始めた。もぐらみたいで可愛い。
「じゃあ俺、終わる日まで寝るから。頑張ってね」
「おやすみイルミ」
イルミはばいばい、と手を振ってから土に潜って、それきり何も言わなくなった。寝たらしい。
マイペースだなあ。そんなところも可愛いけど。
「…さて、どうするヒソカ？この感じだとゴンはこっちがアクション起こさないと来てくんないよ」
「そうだね♧夕飯にしてから少し動こうか♡」
「じゃあ私は絶してついてくね」
推しの顔はどんな表情でも可愛い→←十数年観てないと原作忘れるんだよね
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にゃこ(プロフ) - 私の心境をしっかり代弁してくれる最高の夢主ですありがとうございます！！クラピカは天使ですね(吐血)更新楽しみに待ってます！ (2017年10月11日 17時) (
レス) id: 96f522b5ba (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - 神崎舞さん» あー、本当ですね…！うっかりでした、ご指摘ありがとうございます！修正しておきました！ (2017年9月24日 11時) (レス) id: d90f3d4a31 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 『第七試合長くないかな』の話で、最後のキルアのセリフの主人公の名前固定になってませんか？ (2017年9月24日 10時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - ふわさん» 一日一回更新するように心がけております！よじ試験無事終わりました！キルアももうちょい出張らせますね！ありがとうございますがんばります！ (2017年9月22日 23時) (レス) id: d90f3d4a31 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 更新多いから嬉しいです！よじ試験終わりますね！（よじ試験だったっけ）お疲れ様です！キルア（ショタ）にすごく癒されたいです･･･。がんばってください！これからも応援しています！ (2017年9月22日 23時) (レス) id: 79dd4d3ff6 (このIDを非表示/違反報告)
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