私にはまだ早いと思う ページ47
プライベートで持ってるらしい飛行船に乗せられ、現在イルミと二人きりで空の上だ。なんでも自動操縦式らしい。
「で、イルミんちって何処にあるの？」
「パドキアのククルーマウンテンってとこ」
「へえ。お母さんになんて話したの、私のこと」
「色々…大まかに言うと、「強くて念が使えて面白いやつ」って」
イルミからの評価そんなんだったのか私。へえ、ともう一度言いながら、私は出されたジュースを飲んだ。
乗り込む直前くらいまであんだけ抵抗してたのに今はこのとおりリラックスしまくりである。流石私。順応性がとんでもない。
「多分俺の嫁にしようとしてる」
「ん゛っ！？」
ジュースを気管に詰まらせかけて慌てて飲み込む。危なかった。
私は目を白黒させながら、イルミの言った意味を頑張って噛み砕こうとした。嫁？嫁って何？えっ？私イルミの嫁になるの？それはええっとつまり、
「君んちに嫁ぐの私…！？」
「いや、確定じゃないけど…母さんならそうするだろうな、って」
「私まだ15だよ大丈夫！？」
「婚約とかでどうにかするでしょ」
「待って私の意思は何処に行ったの…！？」
なんてこった。頭がパンクしそうになっている。完全にキャパオーバーだ。
「そ、そもそもイルミはどうなの、私と結婚とか」
「ん、俺は構わないけど」
「そっか構わないのかあ…
…えええ何で！？嘘でしょ！？正気なのイルミ！？！？」
もう私のテンションまでおかしくなってきている。人間予想外のことが起こりすぎると変になるんだね。
大荒れする私とは真反対に冷静なイルミ。君の冷静さが逆におかしく見えてきた。イルミは私の問い掛けに首を傾げた。
ヒエッッ可愛い。
「Aと結婚しても俺にはメリットしかないからね」
「デメリットないの！？」
「今のところは」とイルミは頷く。
嘘でしょ…まあたしかに私美少女だし強いけど、家事もできるし毒の体制も試験中に頑張ってつけたけど…！
たしかにデメリット無いわ、と気づいてしまったのでもう駄目だと思った。
「嫌なの？」
あまりにも私が発狂しているからか、イルミがそう聞いてきた。若干不服そうだ。
そらそうだよな…こんだけ態度で拒否られたら流石にイルミも不服になるよな…
「違くて、私にはまだ早いというか、10代謳歌したいというか…」
「ふうん」
「あと結婚できるようになるまでに好きな人とか出来るかもだし」
「浮気？」
「なんでそうなる」
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にゃこ(プロフ) - 私の心境をしっかり代弁してくれる最高の夢主ですありがとうございます！！クラピカは天使ですね(吐血)更新楽しみに待ってます！ (2017年10月11日 17時) (
レス) id: 96f522b5ba (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - 神崎舞さん» あー、本当ですね…！うっかりでした、ご指摘ありがとうございます！修正しておきました！ (2017年9月24日 11時) (レス) id: d90f3d4a31 (このIDを非表示/違反報告)
神崎舞(プロフ) - 『第七試合長くないかな』の話で、最後のキルアのセリフの主人公の名前固定になってませんか？ (2017年9月24日 10時) (レス) id: 348d6ee4b1 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるさん(プロフ) - ふわさん» 一日一回更新するように心がけております！よじ試験無事終わりました！キルアももうちょい出張らせますね！ありがとうございますがんばります！ (2017年9月22日 23時) (レス) id: d90f3d4a31 (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 更新多いから嬉しいです！よじ試験終わりますね！（よじ試験だったっけ）お疲れ様です！キルア（ショタ）にすごく癒されたいです･･･。がんばってください！これからも応援しています！ (2017年9月22日 23時) (レス) id: 79dd4d3ff6 (このIDを非表示/違反報告)
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