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メモNo.11(俺とお前の関係) ページ14
本を読んでいる結菜に声をかけた
「何?」
本を閉じてこっちを見る
「小さい頃、七夕に何書いた?」
「えっとー…」
思い出す仕草をして
「教えるつもりはないよ」
と本を開けて目線を下げた結菜に
「俺は、結菜と巡り会うこと!」
そう言うと結菜は顔を上げて
「良かったね」
と言って顔を下げた、俺はポケットから1枚の紙を取り出して読み上げる
「私の願い事は湊と過ごすこと!」
そう言うと結菜はすぐ頭をあげて俺を見た
「何で持ってんの?!」
「おばさんがくれた」
そう言うと結菜はため息をして
「そんな昔のこと今更何っていうの?」
俺は結菜を見て
「願い叶ってんじゃん」
「もう、ほっといて」
そう言って本を持って立ち上がり寝室へ行った
「俺も願い叶ってるからいいんだけど」
そう呟いて寝室へ行けばクッションを投げつけられて顔面に当たることになった俺だった。
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作者名:P4lwL6FvcvmThfX | 作成日時:2022年2月18日 16時