大悪党になるしかない【名探偵コナン】【救済】

一難去って多難2 ページ23

どこかにドラ○もんいないかなぁ……。ど◯でもドアを出して欲しい。なんなら通り抜けフ◯プでもいいよ(現実逃避)



ってかなんでこっちをそんなに見つめてくるの！？わたしまだ悪いことしてないよ！？わたしの胃に穴を開ける気か！？そうか！！そうなんだろう！？





――――コナン君！！いや、新一くん！！！





どうも、最近キャラとのエンカウント率の高さに胃が驚いてしまい、そんな胃にファストフードを詰め込む勇気なんてこれっぽっちもないため最近野菜ばっか食べてるAちゃんです。



お陰様で健康的な生活を送らせていただいてます！！……ポテト食べたい……。



なんてイギリスの空港で香る某マ◯クの匂いに誘われてふらふらとゾンビのように彷徨っていると、2人がいなくなっていたのだ。2人の気配を探ろうとしても、この人数じゃうまく探れない。



仕方ないから待っててあげよう。迷子センターで。



まあこんな広い空港だし迷子くらい他にいるだろう、と思って迷子センターを覗くと、案の定小さな子がいた。



すごく視線を感じるのである。一瞬チラ見した。……。ここは悪印象を持たれないように笑っておく。笑顔は0円だし！



わたしは別に何か悪いことをしたわけじゃない。例えるならあれだ、何も悪いことしてなくても、警察の人を見ていると少し不安になったりするやつ。



そろそろこの現象に名前をつけても良いんじゃない？って言っても良い名前が思いつくかって言われたらそうでもないんだけどね(現実逃避)。




――――いつまでこっち見てんの！！？



は、早く来て美香おばさんとやすみつ兄ちゃ――




「ねぇ！！お姉さんも迷子？僕は工藤新一！」



「」



――コエ、カケラレチャッタヨ！？！？



というか、そう簡単に名前教えちゃって大丈夫なの！？君の周り、君を中心にかなり治安悪いよ！？大丈夫！？誘拐されない！？



「わたしはAだよ！」



――かく言うわたしも名乗っちゃうんだけどね！！名前だけ！！


てかなんでもう生まれてんの！？


驚くわたしをよそに、めっちゃ話しかけてきた。そういえば、なんでわたしが日本人って分かったんだろう。この髪と目じゃ難しいと思うけど。




「ねぇ、新一くん。どうしてわたしが日本人だって分かったの？」



「だってお姉さん、英語とかドイツ語で書かれてる案内じゃなくて、日本語で書かれた案内はよく見てるから！！」






――こんな時からそんな洞察力があるんかーーい！

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