じゅういち ページ13
それからというもの、俺はカフェモカをよく飲むようになった。
美味しかったのもある、他の理由もないとはいえないが。
だけど、やっぱり味が違う。あそこの店のカフェモカはやはり美味しいものだったのだろう。
「違う、なァ」
あのカフェモカが飲みたい、と思い。俺の足は勝手に動いていた。あの店、あいつがいる店の場所は覚えていなくて、とりあえず多くのカフェを巡るものの、すぐには見付からなかった。
見つけたのは、すごく後。
「いらっしゃいませー」
聞き覚えのある声に、見覚えのある店内。
覚えているだろうか。なんて淡い期待を胸に
「カフェモカひとつ」
と注文する。
驚いた顔をするものの、承りました。と淡々と言うあいつを見て、好きだな。って思った。
ただ、それだけの恋だ。
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えだまめ - RURUさん» 続きが気になるだなんて、いってくださり嬉しい限りです!頑張って書きます! (2019年5月15日 19時) (レス) id: d685bda1b2 (このIDを非表示/違反報告)
えだまめ - パスタ色さん» そう言ってもらえて嬉しいです!できる限り書いていきたいと思います! (2019年5月15日 19時) (レス) id: d685bda1b2 (このIDを非表示/違反報告)
RURU(プロフ) - 続きが気になります!ぜひぜひ書いて下さい! (2019年5月15日 17時) (レス) id: b7492cc28b (このIDを非表示/違反報告)
パスタ色 - 本当に面白いです!続き書いてほしいです (2019年5月14日 17時) (レス) id: 97465d169a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えだまめ | 作成日時:2019年3月1日 22時