一炊の夢。 ページ3
その後、エレンがハンジに対して巨人についての禁句の質問をしてしまい、エレンあとは頑張れ。と全員は置いて部屋に戻った。
レオナは書類仕事に関しては終わらせていたので、リヴァイがお風呂にはいる間だけ寝ようと思い、上がったら起こすように伝え、少しだけ目を閉じた。
※さっきの回想の続きです。
「だから飲みすぎだってっ。」
リヴァイはまだ歩けるのに肩を貸すレオナ。
無意識にブラウス越しに当たるお互いの体のラインが雰囲気すら呷る。
兵長室へつき、リヴァイをベッドに投げるとそのまま腕を引かれ、レオナもベッドへ引き込まれてしまった。
「いい加減に･･･っ！」
リヴァイは抵抗をものともせずそのまま抱き寄せ、レオナをベッドの中に引きずり込んだ。
がっちりホールドさせたまま靴を脱がせると、リヴァイは満足そうに腕枕をした。
レオナはこんなことをさせるのすら初めてで心臓がなる。抵抗しても無駄だと思い、抵抗をやめる。
「･･･リヴァイ？」
レオナが問いかけるが返答はない。少し顔を上げてみると目を閉じたリヴァイの顔があった。
刻まれていないその眉間のしわ、黒いまつげ、レオナは恥ずかしくてたまらない一方、この暖かさが心地よかった。
そしてその暖かさにレオナも眠くなり、そのまま寝てしまった。
･･･そして朝。というより昼。
朝食、昼食に来ないレオナとリヴァイを心配してエルヴィンはアルマに様子を見てくるように言った。
副兵長室へ向かうが居らずアルマは何かを察してリヴァイの部屋へハンジを連れて向かった。
「あれ〜〜〜？ここは副兵長室じゃないとおもうなぁ？？？」
アルマがそういうとハンジは扉を蹴破った。確信犯のアルマとハンジだ。
その扉の大きな物音に目を覚ました2人は自分らのその状況とそれを見られているという現実に青ざめた。
「ち、違う。これは決してっ！」
「いいんだよいいんだよ。ただ、望まない妊娠だけはしちゃだめだよ〜〜〜？」
ハンジはレオナをなだめながら言う。レオナの後ろに居るリヴァイの殺気が恐ろしい。
「じゃあ、アルマ達は業務あるんで！おやすみ！なかよくね！」
アルマはハンジを連れて殺される前に逃げ去っていった。
「･･･おは、よう。」
「･･･あぁ。」
レオナはまだリヴァイの顔が見れずに靴を履いた。帰ることを察したリヴァイはレオナを蹴破られてしまって無くなった扉までついていった。
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小西 利音(プロフ) - ナルさん» コメントありがとうございます！ミルミハになってました？！すみません指摘ありがとうございます (2019年7月3日 2時) (
レス) id: 0660aea05f (このIDを非表示/違反報告)
ナル - すごく面白かったです！！更新頑張って下さいあと、ミルミハ区ではなく、エルミハ区ですよ!! (2019年6月21日 17時) (レス) id: 4a1c354212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小西利音 | 作成日時：2017年4月11日 12時
