ドラマの主演務めたら人生(？)とか何か色々と変わったんですけど【鬼滅の刃】

嵌められた ページ28

雅side

『え、引っ越して…きた？隣に？』
無「うん。一人暮らししようと思って、隣に」

『…えぇ、』

無「Aって一人暮らしだったんだね。しかもアパート」
『一人暮らしなのに一軒家とか広過ぎだし…』
無「まぁ、同感だけど」


雅・時透「『…………』」


『…あ、えーっと……中入る？』←友達常識よく分かってない人の精一杯の対応
無「良いの？」
『うん…大丈夫だけど、』

…マジかよぉ



『はい、お茶。…あの、さ…引っ越したのって昨日でしょ？』
無「ん？そうだよ」
『…どうして、今日挨拶に？』
無「荷解きしてたから。ゴタゴタしてたし、昨日は大変だったんだよ」
『そう…』

はぁ…昨日挨拶に来てくれてれば、こんなに気まずい感じにはならないのに


無「……ねぇ」
『ん、何？』

無「…今日のA達のライブの事なんだけどさ」

『』ﾋﾞｸｯ
…え、君から聞くの？君から言うの？？？

無「僕が居た事、気付いてたよね」
『！？』


ドクンｯと心臓が大きく跳ねる
やばい、やばい事言うけど心臓が私の肉体突き破ってまろび出て来そう


『…え、居たの！？ごめんっ、気付かなかったわぁ』

図星だという事を悟られない様、冗談混じりな感じに言う


無「A、ライブに来た人達一人一人をちゃんと見てたんだよね」
『んまぁ…』
無「なら、気付いてたよね」

『ｯいや！時透くん変装してたし…気づかなかったよ…？』

無「今の発言、矛盾してる」
『え』
……えっ、何処が？←お馬鹿

無「まぁそれは良いんだけど…Aさ、僕の居た方凄い見てたよね」
『いやっ…いや、そんな訳…』


無「…そんなに僕の事気になってたんだ？」

時透くんはニヤッと笑う

『ちっ、ちが…！そう言う訳で見てたんじゃっ』
無「ほら、やっぱり気付いてたんじゃん」

『あっ…』


…は、嵌められた……！

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