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つかの間の休息 ページ44
涼介side
雄也「よし、到着ー。降りていいぞ。」
車の外に出て周りを見渡すと辺り一面芝生で、ベンチがある以外何も無い
涼介「ここは？」
雄也「ここ？ここは...そーだなー...思い出の場所。っていった方が正しいかな。」
涼介「思い出の場所？誰の。」
雄也「それはこれからだよ。さ、この先に海あるしちょっと行こうぜ！」
涼介「楽しそうだな(笑)でもみんなは...」
雄也「だぁーいじょうぶだよ。車の鍵は2つあるからひとつ置いてくし。勝手に起きてくるだろ。いやっほーい！」
涼介「あいつガキみたいだな...(笑)」
...車の中でもそうだったけど雄也の言葉には謎が多すぎる
「それはこれからだよ。」
あれはどういう意味だったんだろ...
まるでこの後に怒ることを予知するような言い方だった
頭によぎる不安ともやもやをかき消すように頭をブンブンと振った
しばらく海で遊んでびちょびちょになった俺たちは車に戻って服を着替えた
雄也「あー楽しかった！」
涼介「雄也波にビビってコケてたけどな(笑)」
雄也「まじでそれ言うなって(笑)」
二人でわーわー騒いでいるとみんなが起きてきて、また海に行ったのは自分でも馬鹿だと思った(笑)
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作者名：有谷 彩涼 | 作成日時：2019年6月21日 20時
