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ページ23

山田side




涼介「うーん...」


大貴「おいおい、さっきからどーしだんだよ。体調悪いのか?」


涼介「いや、それは無い。いや、うん。なんかさっき...すっっごく懐かしい声が聞こえたんだ。でもそれがなんなのか...わっかんないんだよね...なにか大事なこと忘れてる気がしてさ...」


さっき俺は誰かの声を聞いただけじゃない


『..........?』


...気のせいか


大貴「なんだそれ(笑)まぁ昔から山田はそんなんだったしな。」


涼介「...気にしすぎか。」


大貴「そーそー、疲れてんだよきっと。今日は早く寝ろよ?」


涼介「言われなくてもそーするし。」


大貴「かわいくねーやつ。」


涼介「うるせ。」


...きのせいだ、いや、気のせいだと思いたい自分がいるのは確かだった

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作者名:有谷 彩涼 | 作成日時:2019年6月21日 20時

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