CS_ 価値と、倫理と、ぶろ……まんす？ (ページ1)

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_ 異界分断管理科シズマ・イナビキ〜ページ1

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【名前】シズマ・イナビキ
和名表記:稲引閑雅

【年齢】31

【性別】男

【血族】混血

【誕生日】1月31日

【出身/現在居住地】人間界/魔法界

【容姿】毛先が心なしか少し茶色に近い、艶のある金髪。短い髪は一つ一つの毛束が控えめにあちらこちらに跳ねており、纏まりはないが喧しいという程ではない。結ぶ程の長さはないので、好き勝手に跳ねるのはどうにもならない。
紫翡翠のような甘みのある色の瞳を持つ。黒目が少々細く本来ならば目を合わせるだけでもいかばかりか威圧感がある筈なのだが、彼の場合は若干垂れ下がった目尻とそのおおらかな人柄もあり、そこまで怖がられはしていないようだ。
米人の血を継ぐことからか少々良くできたガタイが、何の変哲もない肌色に色付いている。
服装は規定通りにフォーマルなものでまとめている。シャツの襟元は開きがちだが、一応きちっと着るときは着ているよう。

【性格】周りからの印象は、常に他者を一歩後ろで見守り背中をさすってやるような、例えるならば秋の昼下がりの太陽のような雰囲気のある人間……といったところ。或いは陽だまりとも云えるだろうか。その点は評価をする人に依る。
気性が非常に穏やかで、滅多に憤りも物怖じもしない実に肝の据わった男であるが、表情の移り変わりは人並みに顕著で、しかしながら激しくもない。言うなれば人間界のジャパンで云う四季の移ろいのような、慎ましやかであれど華やいだ、そんな美しさがある。
その少々ゆるい言葉遣いも決して乱れることはなく、いつだって彼の柔らかな笑みをより一層暖かく飾っている。常時語尾が伸びているのも、共に周りが彼にふんわりゆるりとした印象を抱く要因となっている。
口を開けば先ずはじめに出るのは「兄(あん)ちゃん」若しくは「おまえ」の二択。この世に存在する主語がその二つ以外にはないとでも思っているのか、驚くほどに行動・思考の理由に自らとおまえ以外を使わない。「兄(あん)ちゃんはな、おまえの為ならなんだってできるんだぞぉ」等と普段から豪語し、またそれを実行してみせている様子を見るに、彼の言葉と意志は本気なようだ。
“おまえの為”なら、買い物の荷物持ちだって、食事を作ることだって、子守唄を歌うことだって。

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