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zm「ショッピくん、攫われたわけじゃなかってんな…俺、謝らな。ショッピくんもごめんな。」

syp「いえ、俺は全然。」

ショッピの恩人を怪我させてしまったことにしゅんとするゾム。
少し重くなった空気の中鬱が口を開く。


鬱「とにかくショッピくんが無事で良かったわ。こっちも戦争無事に終わったで。
しっかし、ゾムさんがいきなり走り出すから帰り道分からくなってもうたんよ…。
ショッピくん道わかる?」

syp「いえ、俺も分からないですが、Aが前に森では迷わないって言ってたんで俺が倒れてたところには帰れますよ。」

syp「それにしても、どうやってここに?」
ここは無闇矢鱈に走って着く場所ではない。


zm「なんかな、大先生とショッピくん探しとったら、鹿がおってん。んで、そいつらがなんか来いって言ってる気ぃしたから着いてきてんな。」

syp「…もしかして夫婦の鹿2匹ですか?」

zm「せやで!なんでわかるん?」

syp「いえ、前にAさんが話してるとこ見たんで…」

ut「え、何この子動物と喋れんの?ディ○ニーやん」

syp「喋れるって訳じゃないみたいなんすけど…ちょっとよくわかんないですね。」

ut「ふーん?」
ut「まぁ、とにかくこの子が起きひんとなーんも進まんってことやろ?とりあえず今日は寝よーや。」


そう言ってスタスタ2階にあがる鬱。
ショッピも今日はさすがにAと寝るのは無理だろうと2階へ行く。

zm「俺、ちょっとこいつ見てるわ。」

syp「それやったら、俺が見てますよ。」

zm「や、俺が見る。…なんか、なったら俺のせいやもん。」


珍しく譲らないゾム。
多少の不安を感じながらも、ゾムなら大丈夫だろうとショッピはうなづいた。



夜はいつもと変わらず更けていった。

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作品ジャンル:恋愛
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暁郗 - え?駄作とは??え??神作の間違いでは???? (2020年11月19日 20時) (レス) id: 14cb33816d (このIDを非表示/違反報告)
ひな - とってもええお話やん(_><_) 続き楽しみしとこ♪ 応援してます!これからも頑張え!!!! (2020年10月1日 16時) (レス) id: 565863c7d8 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - 椋。-ryou-さん» コメントありがとうございます!!泣いて欲しい話として書いたので、とても嬉しいです。これ以上の褒め言葉はありません…!!更新頑張ります! (2020年9月12日 23時) (レス) id: 294441511f (このIDを非表示/違反報告)
椋。-ryou-(プロフ) - ものすごく感動しています。特に「悲恋哀歌」は何度見ても涙が出ます。更新大変かもしれませんが、これからも応援しています。 (2020年9月12日 13時) (レス) id: 8b6ca01e67 (このIDを非表示/違反報告)
リズ(プロフ) - ソノさん» 頑張ります〜!!コメントありがとうございます!!続編も誠心誠意執筆していきますのでぜひ...!! (2020年9月7日 21時) (レス) id: 294441511f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リズ | 作成日時:2020年8月9日 12時

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